初老のつぼやき。

「この◎◎アグラ野郎！」とか
女優さんが別れ際に口汚く罵って
分かれた夫婦がありましたっけ？

奥様だった方。女優。
好きなタイプじゃなかったんだけど
「来る人来る人に感謝の意を表明する」
「お正月には年賀状を配達してくれる人を玄関先で出迎える」
「宅配便ドライバーには缶コーヒーでおもてなしを」
「雨の日来てくれた人の傘はお帰りまでにきれいに水滴をふき取ってお渡しする」
などなど
「自分に幸せを運んでくれるように仕向ける」
「あそこにたずねるのが楽しい場所造りをする」
なんて、
「ああ、これは幸せが集まってくるなあ」
と感じ入っていたものです。

日々の行いが違うなあ。と。

だけど別れ話になったら
口汚く罵詈雑言を浴びせかけ
狂気を孕んだような目つきになり

とうとうオゾマシイまでの、、、。

完全な聖人君子なんて居る訳無いんです。

どちらが「正」でどちらが「誤」
とか
どちらが「善」でどちらが「悪」
とか
それだけになっちゃう人なんだな。と。

もっともっと達観した人だと思っていました。

ツラツラ書いて何言ってるんだか。
というと

男って言うのはね
「少年」のようにね
「欲しい」「食べたい」「飲みたい」が
絶対の原動力なはずなんだ。
それは
「好奇心」。だし、裏返せば　「飽きっぽい」。んだけれど

産まない性（サガ）なもんで
そうでもしなかったら「繁殖する哺乳類」にあって
何の役もなく一生を終えなきゃいけないんで。

彼女ほどの「人物」ならば
「なるほど、こんな風に乗り切るのか」
「ご主人は幸せモノだなあ」

というような場面を見せてくれたかもしれない。

期待はしていた。
でもそうはならなかった。

ま、俺の人を見る目が無かったといったら
それに尽きるけれど、、、。



老眼鏡を掛けてからこっち
本当に衰えました。
「こんなはずじゃなかったのに」、ばかり増えます。
いろいろなモノやコトに対し
「興味」失っちゃった。

今年のような猛暑を過ごすと
今感じているダメージは相当なもの。

遠い異国で毎日ジムに通う大先輩のように
鍛え直さないといけないけれど

いまは、もうとにかく落ち込んでいるんです。

◎◎アグラでもなんでも飲みますから
少年のような好奇心や欲望が蘇って欲しいと、切望しているんです。

男性更年期か？＞俺。

人生の秋を迎えて
釣瓶落とし
日暮れの早い台風一過。。

とな。