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老人世帯のお片付け [雑感]

老夫婦の住む家の片づけのお手伝いに行ってきた。

そこで気付いた。
「引き出し」「戸棚」「押入れ」「タンス」

全部「収納」じゃなくって「死蔵庫」になってるってこと。

老人は使うものを全部「見えるところ」
それも手の届く範囲に「並べている」んだ。

収納に入れパタンと蓋を閉めちゃったらもう
それっきり。

これ、いつこの棚に入れたの?
と見ると平気で平成3年製造の品物とか入っている。
ヘタすると昭和製。

いつもきたないすり減ったタオルを使っているのに
引き出しにはシミが浮き始めた新品のタオルが大量に死蔵されている。

もう何年も足を入れていない靴も
下駄箱から発掘される。

傘立てには
開かれることなく劣化が始まった傘が
10本近くも押し込まれている。

それらを「捨てますか」
と聞くと
やれ
「お客さんが来たときに」
とか
「誰それに必要か聞いてから」
とか
「もったいない」を錦の御旗に
なかなか決断できない。

で ふと思った。

「わかりました一旦預かりましょう」
「一月経って必要だったら戻しましょう」
ってやったら
殆どの品物は捨てられるんじゃないか。
って。

それから
本当に廃棄するもの
誰かに譲るもの
売却するもの
に分別し、具体的に処分できるような
そんなシステム作ったら
今の日本で需要ありそうだな。って。

死蔵品を処分できたら
生活空間が確保でき
地震の時にタンスの下敷きになるようなリスクも軽減できるしね。

大きな家だったら子育て世帯に貸したりもできるだろうし
民泊に有効活用してもいい。


産廃業者 建設業者 古物商など
横断的なビジネスパートナーで
何かできないかな?


件の老夫婦。

いろいろ捨てたあとで
「あーおかげですっきりした」って。

「しかしここに何か置いてあったんだろ?」
などとのたまわっていた、、、。



エンディング産業展2019
こういうのもあるらしい。
2019年8月20日(火曜日・友引
から、って。
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