CORGIとの邂逅 [クルマ]
出典は島地勝彦さんの著作だったと思うが
こんな一節がある。
うろ覚えで定かでないし、出典が探し出せないんで適当だが。。
その人は幼くしてモデルガンのコレクターだった。
あるとき、これまで集めたモデルガンが非合法なものになってしまうことになった。
泣く泣く粗方処分したが
最後まで手放せない1丁があった。
これを思い切って港の埠頭から投げ捨てた。
しばらくは泣き暮らしたが、ある日目覚め、
それからは「少年」だった自分を捨て「大人の男」として
生きてゆく決心をした。
以降モデルガンには見向きもせず
男なら誰しも持つ、たった一つの鉄砲を最大限に駆使し
「フルボディ」の女性たちを次々と、、、。
でね。
僕は捨てられなかった。
いつまでも「恋々と」しがみつき残していた。
もしね
あの「フェラーリやベンツ」を捨て去っていたなら
今頃はとっくに「実車」のオーナーになれていたかもしれない、、。
いまだ玉子の殻を頭に乗せたまま
もはや初老を通り過ぎようとしているとは、、。情けないッたらありゃしない、、。
結局、「通過儀礼」も済ませぬまま
ひとは日々を過去に追いやったらイカンのです。。
で僕の出逢ってしまったのが
CORGI。
デ・トマソ・マングスタ。
のちにデ・トマソが人名であり、
このカラーリングが彼の出身アルゼンチンの国旗が出自であり、
などという薀蓄を知ることになるのたが
そんなことは露知らず
このシャシーとボディが外れるギミックに
ココロを打ち抜かれる。
そしてモロモロ略して
忘れもしない日本橋の三越のミニカー売場の
ショーケースの中にこのキャリアカーを見つけ
買ってもらったのだ。
今思えば子供に買うには凄い値段だったろうと思う。
買ってくれたのは両親ではない。
たぶん祖父だ。
クルマ好きな人であった。
コーギーのみならずディンキー
フランスのソリド
イタリアのポリトイス メーベと
ひとつひとつ増えていった。
持ち重りのする重量感とヒンヤリする金属の触感。
プラモデルにはない重厚感
トミカやマッチボックスにはない独特なギミックが
俺を文字通り「酔わせた」のだった。。。
ああ。
この珠玉のエッセイたちを読むたびに
自分はなんて損をしているのかと思う。
酒、葉巻、ゴルフ、「フルボディ」、その他に縁がなさすぎるから。。
と同時に
自分は「えこひいき」されている人間なんだとも思う。
これまで全部がラッキーの連続だったから。
こんな一節がある。
うろ覚えで定かでないし、出典が探し出せないんで適当だが。。
その人は幼くしてモデルガンのコレクターだった。
あるとき、これまで集めたモデルガンが非合法なものになってしまうことになった。
泣く泣く粗方処分したが
最後まで手放せない1丁があった。
これを思い切って港の埠頭から投げ捨てた。
しばらくは泣き暮らしたが、ある日目覚め、
それからは「少年」だった自分を捨て「大人の男」として
生きてゆく決心をした。
以降モデルガンには見向きもせず
男なら誰しも持つ、たった一つの鉄砲を最大限に駆使し
「フルボディ」の女性たちを次々と、、、。
でね。
僕は捨てられなかった。
いつまでも「恋々と」しがみつき残していた。
もしね
あの「フェラーリやベンツ」を捨て去っていたなら
今頃はとっくに「実車」のオーナーになれていたかもしれない、、。
いまだ玉子の殻を頭に乗せたまま
もはや初老を通り過ぎようとしているとは、、。情けないッたらありゃしない、、。
結局、「通過儀礼」も済ませぬまま
ひとは日々を過去に追いやったらイカンのです。。
で僕の出逢ってしまったのが
CORGI。
デ・トマソ・マングスタ。
のちにデ・トマソが人名であり、
このカラーリングが彼の出身アルゼンチンの国旗が出自であり、
などという薀蓄を知ることになるのたが
そんなことは露知らず
このシャシーとボディが外れるギミックに
ココロを打ち抜かれる。
そしてモロモロ略して
忘れもしない日本橋の三越のミニカー売場の
ショーケースの中にこのキャリアカーを見つけ
買ってもらったのだ。
今思えば子供に買うには凄い値段だったろうと思う。
買ってくれたのは両親ではない。
たぶん祖父だ。
クルマ好きな人であった。
コーギーのみならずディンキー
フランスのソリド
イタリアのポリトイス メーベと
ひとつひとつ増えていった。
持ち重りのする重量感とヒンヤリする金属の触感。
プラモデルにはない重厚感
トミカやマッチボックスにはない独特なギミックが
俺を文字通り「酔わせた」のだった。。。
ああ。
Pen Books そして怪物たちは旅立った。時代を創った100人への手紙
- 作者: 島地 勝彦
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2019/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
この珠玉のエッセイたちを読むたびに
自分はなんて損をしているのかと思う。
酒、葉巻、ゴルフ、「フルボディ」、その他に縁がなさすぎるから。。
と同時に
自分は「えこひいき」されている人間なんだとも思う。
これまで全部がラッキーの連続だったから。
ワーゲンとベンツ [クルマ]
これもワンオーナー。
なんですが、ちょっと不思議で
自分の記憶じゃ、もう ひと世代前のモノを
もっていたはずなんです。
これはSUPERFASTになってからの。
ワーゲンは赤メタのはずだったんです。
どこかに深々と仕舞いこんでいるのかもしれません。
でもベンツは強烈に記憶に残っているので
ワーゲンは2台買ったのかなあ。
ある程度マッチボックスが手許に揃ってから
「トミカ」が発売されたのでした。
子供心にも「トミカ」は二番煎じ。
マッチボックスにはない「日本車のミニカー」でしたので
パクリとまでは言いませんが、
どっちが欲しい?と聞かれれば
迷わず、レズニーのマッチボックスを選んでいたのでした。
しかし、そのころ(1970年ころ)から
僕の興味は「プラモデル」に移ってゆき
ミニカーに対する興味は急速にしぼむのです。
しぼむのですが、、。
ちょっと続きものになってきました、、、。
なんですが、ちょっと不思議で
自分の記憶じゃ、もう ひと世代前のモノを
もっていたはずなんです。
これはSUPERFASTになってからの。
ワーゲンは赤メタのはずだったんです。
どこかに深々と仕舞いこんでいるのかもしれません。
でもベンツは強烈に記憶に残っているので
ワーゲンは2台買ったのかなあ。
ある程度マッチボックスが手許に揃ってから
「トミカ」が発売されたのでした。
子供心にも「トミカ」は二番煎じ。
マッチボックスにはない「日本車のミニカー」でしたので
パクリとまでは言いませんが、
どっちが欲しい?と聞かれれば
迷わず、レズニーのマッチボックスを選んでいたのでした。
しかし、そのころ(1970年ころ)から
僕の興味は「プラモデル」に移ってゆき
ミニカーに対する興味は急速にしぼむのです。
しぼむのですが、、。
ちょっと続きものになってきました、、、。
ワンオーナー [クルマ]
「ジャンク」にもワンオーナーがあります。
マッチボックス。
FERRARI BERLNETTA
平塚にあった、おもちゃ屋さんで買ってもらいました。
当時の平塚、おもちゃ屋さん。
ひょっとこや。 平田人形店。くるみ。
模型屋さんも、平塚模型。こみや。サイト―模型。
などなど、子供心にワクワクするようなお店が多かったです。
いまではもう、くるみ。しか残っていません。
このフェラーリは平田人形店で買ってもらったと記憶しています。
後ろにはけん引フックがついていて
ボートだとかキャンピングカーだとかを引っ張って遊んだものです。
裏板を見ると
MADE IN ENGLAND と。
グレートブリテンではないんですね。
もう僕のところに来て何年になるのでしょうね。
一生持っているつもりです。
マッチボックス。
FERRARI BERLNETTA
平塚にあった、おもちゃ屋さんで買ってもらいました。
当時の平塚、おもちゃ屋さん。
ひょっとこや。 平田人形店。くるみ。
模型屋さんも、平塚模型。こみや。サイト―模型。
などなど、子供心にワクワクするようなお店が多かったです。
いまではもう、くるみ。しか残っていません。
このフェラーリは平田人形店で買ってもらったと記憶しています。
後ろにはけん引フックがついていて
ボートだとかキャンピングカーだとかを引っ張って遊んだものです。
裏板を見ると
MADE IN ENGLAND と。
グレートブリテンではないんですね。
もう僕のところに来て何年になるのでしょうね。
一生持っているつもりです。
モデル・カーズ NO.77 2002年10月号 ~特集レズニー時代のマッチボックス~
- 作者:
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2002
- メディア: 雑誌
「しょうた」くんのペイローダー [クルマ]
こんなのもあります。
フランスのマジョレットがフランス製だったころの
建機のミニカーです。
これはきっと日本向けで、カバヤの菓子つきミニカーだったのでしょうね。
「しょうた」君の物になるのに何人かの子供たちが遊んだかもしれませんね。
兄弟やお友達と持ち寄って
砂場で遊んだりしたんでしょう。
誰のかわからなくなっちゃうので
おかあさんが名前を書いたのですね。
一方
これは
タイで作られフランスで売られ
日本のコレクターに見初められ
その方の断捨離によって
最近になって僕のところに来たものです。
同じ金型で長く作られていたようですね。
もうさすがに絶版のようですが。
最近のシャープで繊細なマジョレットとはまた違って
素朴な味わいのあるミニカーのひとつです。
新旧で配色も違う。
状態も「ジャンク」と「デッドストック」の違いはあれども
いまではどちらも僕の大切な宝物です。
フランスのマジョレットがフランス製だったころの
建機のミニカーです。
これはきっと日本向けで、カバヤの菓子つきミニカーだったのでしょうね。
「しょうた」君の物になるのに何人かの子供たちが遊んだかもしれませんね。
兄弟やお友達と持ち寄って
砂場で遊んだりしたんでしょう。
誰のかわからなくなっちゃうので
おかあさんが名前を書いたのですね。
一方
これは
タイで作られフランスで売られ
日本のコレクターに見初められ
その方の断捨離によって
最近になって僕のところに来たものです。
同じ金型で長く作られていたようですね。
もうさすがに絶版のようですが。
最近のシャープで繊細なマジョレットとはまた違って
素朴な味わいのあるミニカーのひとつです。
新旧で配色も違う。
状態も「ジャンク」と「デッドストック」の違いはあれども
いまではどちらも僕の大切な宝物です。
Majorette Majo ミニチュアカーボックス20個セット 7/212058591 マルチカラー
- 出版社/メーカー: Majorette
- メディア: おもちゃ&ホビー