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火の用心 [雑感]

火事。怖いです。

むかしおばあちゃんが言っていました。

「泥棒は少しだけ持ってゆく」
「火事は全てを盗んでゆく」
と。

ノートルダム
屋根が全焼して尖塔も崩れ落ちたようですね。

なんということでしょう。
大きな世界大戦の戦火を2度も潜り抜け、
21世紀のいまに
往時の威容を示し続けていたんですから。

世界遺産に登録され
最も遠い国にいる
私でさえも知っている。

そんな建物が丁寧に
ねんごろに修復されている真っ最中に
屋根の大部分を焼失してしまう、、。なんて。

「運命のいたずら」などという言葉で
片付けたくはありませんが

「火事はすべてを盗んでいく」のです。

どれほど修復できるのか
専門の方々に、それはお願いするしかないのですが
それにしても
「往時そのまま」は永遠に失われてしまいました。

形あるものはすべて風化し摩滅し無くなってしまうのかも
しれませんが

どうぞ今一度「火の用心」

21世紀のいま、「裸火」を使わない現代なればこそ
何が出火元になるかもわかりません。

重々気を付けましょうね。みなさま。





パリのノートル・ダム

パリのノートル・ダム

  • 作者: 馬杉 宗夫
  • 出版社/メーカー: 八坂書房
  • 発売日: 2002/06/01
  • メディア: 単行本



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