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ワンオーナー [クルマ]

「ジャンク」にもワンオーナーがあります。
マッチボックス。
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FERRARI BERLNETTA

平塚にあった、おもちゃ屋さんで買ってもらいました。

当時の平塚、おもちゃ屋さん。
ひょっとこや。 平田人形店。くるみ。
模型屋さんも、平塚模型。こみや。サイト―模型。
などなど、子供心にワクワクするようなお店が多かったです。

いまではもう、くるみ。しか残っていません。

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このフェラーリは平田人形店で買ってもらったと記憶しています。

無題1.jpg
後ろにはけん引フックがついていて
ボートだとかキャンピングカーだとかを引っ張って遊んだものです。

無題2.jpg
裏板を見ると
MADE IN ENGLAND と。
グレートブリテンではないんですね。

もう僕のところに来て何年になるのでしょうね。
一生持っているつもりです。





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「しょうた」くんのペイローダー [クルマ]

こんなのもあります。

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フランスのマジョレットがフランス製だったころの
建機のミニカーです。
これはきっと日本向けで、カバヤの菓子つきミニカーだったのでしょうね。

「しょうた」君の物になるのに何人かの子供たちが遊んだかもしれませんね。
兄弟やお友達と持ち寄って
砂場で遊んだりしたんでしょう。
誰のかわからなくなっちゃうので
おかあさんが名前を書いたのですね。

DSC03431.jpg
一方
これは
タイで作られフランスで売られ
日本のコレクターに見初められ
その方の断捨離によって
最近になって僕のところに来たものです。

同じ金型で長く作られていたようですね。
もうさすがに絶版のようですが。
最近のシャープで繊細なマジョレットとはまた違って
素朴な味わいのあるミニカーのひとつです。

DSC03432.jpg
新旧で配色も違う。
状態も「ジャンク」と「デッドストック」の違いはあれども
いまではどちらも僕の大切な宝物です。


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  • 出版社/メーカー: Majorette
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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はるばる走ってきたクルマ [クルマ]

MADE IN GT BRITAIN
誇らしげに書いてある。
DSC03419.jpg
日本に来るまでどんな来歴を過ごしてきたのでしょう。

日本に輸出向けに作られたのか
他の外国に向けられたのか
それとも、「大英帝国」の子供が遊んだのか

それから巡り巡って
というか
走りまわって
21世紀の今日、僕の許に到着しました。

どんな子供が、どんな風に買ってもらったのでしょう。
プレゼントかな?
おねだりしたのかな?
おこづかいを貯めて買ったのかな?

DSC03421.jpg
リアゲートは全部塗装が落ちている?

DSC03422.jpg
他のページを見てみると
無塗装が正式みたい。

DSC03424.jpg
裏面には粘土か何かを押し付けた跡のような
薄いピンクの汚れがあります。

一台の傷だらけのミニカーで
勝手に「物語」を作ってみる
夏休みの一日のような暑い午後でした。




どこかでお母さんが叫んでいますよ。
「片付けなさい!!」

ミニカーを「お片付け箱」に放り込むのが
傷つく一番の原因なんです。
できればどこかに飾るスペースを作ってあげてくださいね。


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  • 作者: Bill Manzke
  • 出版社/メーカー: Schiffer Pub Ltd
  • 発売日: 2003/08/30
  • メディア: ペーパーバック



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ニキ ラウダ [クルマ]

ニキ ラウダ が亡くなった。70歳だったそうだ。

ここに何度も書いていることだが、僕は
あの1976年の日本F1で彼の雄姿を垣間見た。

それも土砂降りのコースに出てきて
2周だけ回ってピットインしてゆく寂しそうな姿を。

前年チャンピオンになったラウダのマシンは
フェラーリ。伝説の312-T2。

同じ年のドイツで瀕死の重傷を負いながら奇跡的に復活。
そしてポイントリーダーとして初の日本F1へ。
勝てば文句なく二年連続優勝。

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インダクションポッドの大きいほうが75年モデル。

それなのに、彼は「この雨があまりに危険だ」と判断し
自主的に棄権したのだ。

「こういうレーサーもいるのか」と思ったのが当時の僕。

瀕死の事故に遭っているのだから、彼の判断も当然と言えば当然だが

降雨によるスタート遅延が
押せ押せになりすぎ、夜間照明の完備していないサーキットで
レース終了のころには日没も迫るというので
スタートを強行してしまった感もあり

興業が成立しなかったら
大変な事になる。としか
考えられなかった当時の主催者の判断に
強く抗議する意味もあったかもしれない。

でも幼い僕にはそんなこともわからず
震えながら水煙の中に消えてゆく
ラウダとそのマシンを
あっけにとられて見ていたのだった。

あれから年月は過ぎた。

僕なんかよりずっとずっと年長者だと思っていたが
実は彼とは13歳しか離れていなかった。
当時彼は27歳だったのか。

あれから彼は航空会社を作ったりして
実業家としても成功していた。



そう、あの日を思い出す。


レーサーたちには皆どこか
暗い「影」が宿っていたのだ。

それはまぎれもなく「命の輝き」が発する
強烈な光が落とす、
あくまでも濃く深い影だったのだ。

かれはその戦いの中では
命を落とすことなく晩年を迎えることができたのだった。
だが今頃は
永遠のライバルジェームズハントと再会しているのかもしれない。

やすらかに。


MATTEL 1/18 フェラーリ 312 T2 モンテカルロGP 1976 #1 完成品

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  • 出版社/メーカー: 京商
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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これからのクルマ [クルマ]

これからの日本は
最悪のシナリオながら
「中央集権化がもっともっと進む」ように思う。

みんな「大きな政府」を欲しいとおもっている。
のではないか?

市中に防犯カメラ網を張り巡らし
スマホで決済、その場で「即納税」はあたりまえ。

お行儀よく暮らしていたら
教育や医療、万一の社会保障、最低賃金、老後の保障など
全部「お上」がなんとかしてくれる。

ぼんやりでも
こんなので良いのだろうか?とは思う。

私は中国に旅行して
その端緒を見てきたのだが、時の為政者にすべてを掌握され
「おとがめ」受けたら
なにもかも一瞬にして失う危険性も
うっすらと感じてきたのだった。

で、閑話は旧題。

クルマ。だ。中国なんか間違いなくそうなりそうだが

今後は、もう社会資本としての
シェアリングエコノミー向けの
開発が必須になるのかなあ?と。

JRとJHとトヨタとかタイムズとかなんかで
共同開発をして
高速道路を走ったり、貨物列車に荷物として載せられたり
はたまた、駐車場では隣の車とぴたりと寄せられたり
場合によっては特別な機械を使わずとも
上に上にとスタッキングしておける。

そんな「移動デバイス」が必要になってくるんじゃないかな?

運転はとりあえず幹線道路や高速道路では
完全自動。
田舎道では人間が運転する。
原則として
ステーションで乗り捨てるので車庫入れなどは、無し。

ステーションでは整備と車内外清掃
そして充電を行う。

これは完全に「信用ある善良な人たち」のみが使える
移動デバイスにするのだ。

もちろん個人で特定のクルマを所有することもできるが
それは大変なコストが、イニシャル、ランニング
ともにかかるようになる。

僕のように
「どうしても運転したい」なんていう輩は
いまの「乗馬クラブ」のようなところ
「専用サーキット」などに行って
クローズド空間で楽しんでください、、。って。

クルマは所有しないで
使いたい時だけ利用料を払って
使う。会員になるのに一定以上の費用を頂かないと
できないかもしれないけど、そんな風がいいのかなあ。

なんて。

でもね、決して中央集権的な国になってほしくはないんですよ。

ほんとに。。








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