SSブログ

影響を受けた本とか [雑感]

振り返ってみた。(敬称略)

昔、学生だった頃は、経済人類学者の栗本慎一郎の本をむさぼり読んだ。
(ホントに貪っていたのは大藪春彦だけど)

在籍していたゼミの先生が
「人間とはなんだ?」というのをよく研究しなさいと
言ったことに始まる。
公認会計士で管理会計を教える教授だったが
簿記や会計を教わった記憶がない。
人間は「不正誤謬」の発生危険性を誰しも常に抱えている。
それを完全否定したり、いつでも正邪、白黒をはっきりさせても
人の世は、そんな簡単なものじゃない、、。

そのときは
時実利彦の「人間であること」を読んだことから始まり
少々大脳生理学の本を読んだ。

難しかったが、「脳」こそが「人間」であることなどを学んだ。

そのころはまだインターネットの概念などは
「付加価値通網(VAN)」とか言われていて
まだまだ先になるのかななんて思っていたけれど
先生は「記憶を誇る」ような生き方はもう意味無いぞ
とは言われていたっけ。

アメリカでパソコンを見たのもこのころ。
大きな倉庫を一つのテレビ画面とキーボードで
商品管理しているんだ。なんて言ってたっけ。
あのまま、あの場所にいたら「「もろシリコンバレー」」だったので
人生変わっていたのかなあ?

それから
養老猛司の本に行き当たり
山口昌男の難しさに行き当たり
浅田彰と田中康夫の対談連載を読んだりした。

そして
マル金 まるビ の渡辺和博で「エンスー」を
ナビの編集長 鈴木正文で、男のかっこよさを学んだりした。
伊丹十三の本も読んだ
北方謙三も読んだが、実は運転できなかったことなどを後で知って閉口した。
ら、鈴木編集長も編集部に入ってから運転を学び
その後瞬く間にフェラーリからロールズロイス(ロールスではない)
のロードインプレッションを書くまでになった、というのを知り
益々好きになる。
そして、彼が書いた文章が読みたくて
ENGINEに、GQに、購読雑誌を変える。

雑誌と言うと
中学生時代から ずっとAUTOSPORTを読んでいた。
少しCGも読んだがいかんせん置き場に困って
全部やめた。
そうそう、文庫本もごっそり捨てなたぁ。
背伸びしてハヤカワミステリのハードボイルドを読んだり。
どこが良いのかわからない本も多数あった。

好きというと、隆慶一郎だ。
「一夢庵風流記」は好きで好きで
こんなに良い本は一人で読んだらもったいないと
何冊も買って、「これは」と思う人物にはプレゼントしたりもした。

山岡荘八の徳川家康は読み終えていない、、、。

テリー伊藤の本も沢山読んだ。
北朝鮮の話や
お蔵入りになったようだが
「ペットスナイパー」の話は面白かったね。

最後に書くのも失礼だが
北原照久さんの著書にも
いろいろ励まされ
いまの人生がある。
続ける。ことの大切さを。

そして、ここには書けないたくさんの本も、漫画だって。、。
そりゃありますよ。
またいずれの機会に!

だっていま全然違う本をまとめて四冊読んでますんで。少なくとも。。








一夢庵風流記 (新潮文庫)

一夢庵風流記 (新潮文庫)

  • 作者: 隆 慶一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1991/09/30
  • メディア: 文庫



nice!(8)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。