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右肩下がりの時代に [雑感]

商工会議所の会合。
出る話題が

商店街の活性化
国・県・市への要望事項
地方最低賃金額の要望
(近隣県より神奈川が高いのはなんとかならんか?)
道路、鉄道の拡充
会員増強
中学校 高等学校卒業生の就職先確保

などなど、、。

しかしだ。
これらの議題には全部何かが足りない。
というか
なにか重要な視点が欠けている。
と思っていた。

今日
フに落ちた。

それは
「今後も右肩上がりの経済成長などない」
ということと
「人口は減るばかり」
「少子高齢化はますます進む」
ということ。なのだ。

もう今からは「右肩下がり」になるのだ。

そこから目をそらし
見て見ぬふりしてみてももう「在りし日の栄光」
は手に入らないのである。

ゆえに
「平塚市」という行政単位での物事ありきではなくて
平塚に訪れる人
平塚にアクセスする人
実際に来る人もヴァーチャルに関わる人も
全部ひっくるめての「まち」を形成したほうが
解りやすいし、発展性も望めるのではないか、、。

そんな話を伺った。
ネットワーク理論
東海大学の政経学部 小林隆教授 だ。

いろいろ「目からうろこ」だった。

まずは
「気づいていないことは何ですか?」という質問だ。
「そんなことはわからない」が正解なのだが
自分の掘り下げたい情報こそ検索もするし
どんどん調べられるが、
まったくの専門外のことは「気づかない」時代なのだそうだ。
「外部参照」はするものの「外部入力」が弱いのだ。
情報 知識はアンテナを高くしているつもりでも
スルーしてしまうものが多くなっている気がする。

それと
行政はあくまで執行機関。
議会 議員が政策決定をし執行する内容を決める。
のだ。
日本の議会は 行政の一部みたいになっている。
平塚市のホームページ内に市議会のページがあるのだが
こんなのはまったくおかしい。
とのご指摘。

むずかしいな。
しかし今まで「何も考えなかった」な。と。

いろいろお聞きしたが
この2点と
これまでの延長線上には答えなどない。
経験則からは何も生まれない。

ということだ。

これは面白くなってきたぞ!!





タグ:東海大学
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