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平塚青少年会館の開館時パンフレット [建築]

古いパンフレットもありました。
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思えば、神奈川県立 だったのですねえ。

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総工事費 1億50万円
今で言うといくらくらいなんでしょうね?
調べたらこんなの。が。
【物 価】(昭和46)
かけそば 100円   らーめん 180円   ビール 140円  
コーヒー(喫茶店) 120円   封書 15円  はがき 7円
学生アルバイト時間給 230円   週刊朝日 80円
朝日新聞・朝夕刊セット月決め 900円
その時代。

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楽しそうなところですね(?)

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裏面には見取り図が。


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古い竣工写真 [建築]

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明治20年11月28日生まれの
私の曽祖父 成瀬幸兵衛
が83歳のときに、この銅像を寄贈したようです。
昭和46年(1971)と写真の裏面には書いてあります。

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下書きと思われる薄紙もありました。
今も、現地にあるようです。

現地というのが
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ここなのですが
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どこだかわかりますか?

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当時は回りになにもないですが

今では
素晴らしい緑に囲まれています。

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平塚市 青少年会館 の竣工当時の写真です。





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相馬工業 さん [建築]

湘南ひらつかテクノフェア 2017
http://www.shokonet.or.jp/hiratuka/techno/
に行ってきました。28日の土曜日まで開催中です。

今年は弊社は参加しておりません。為念。

今回特筆!

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相馬工業さま。

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社長様と奥様。
明るい。仲良し夫婦。
社長様は汚れ仕事にもかかわらず、全身白の作業着で
年間通して仕事をするのだそうです!
すごい。

汚さないのもウデのいい職人の証だそうです。

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今年は 仲間とリトアニアの杉原記念館の塗り替えに行ったのですって

すごい! 良いことしましたね。

リトアニアは 杉原千畝といえば シンドラーのリストと並ぶ
ユダヤ人の命のビザ として有名なお話です。
その記念館
リトアニアのカウナス市にあります。
もう古くなっているので、手入れが必要とのことで
当時 ユダヤ人を迫害した ドイツからセメントなどが運ばれ
左官工事が。
そして日本チームが塗装をしたのだそうです。

ドアツードアで23時間かかり
慣れない建材と厳しい工期。
そして無情の雨にもたたられながら
無事綺麗に完成させたのだそうです。

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その名も塗魂ペインターズ。
http://www.to-kon-painters.com/

2020年には 平塚でリトアニア選手団がキャンプします。
その前にもテストキャンプがあるとか。

すばらしい国際交流ですね!





見学したときに
相馬社長さんとお話ししたんです。

「僕が杉原だったら。」って。
「きっと、規則だから、ダメです」。って。

杓子定規にビザ発給なんかしなかったはずなんです。
ああ、いやなヤロウだ。>俺。
なぁ。ふぅ。

戦後しばらくは
杉原氏は不遇な境遇だったそうで
名誉回復は2000年。杉原氏生誕100年目のことだそうである。
(上記wikiによる。)


杉原千畝と日本の外務省―杉原千畝はなぜ外務省を追われたか

杉原千畝と日本の外務省―杉原千畝はなぜ外務省を追われたか

  • 作者: 杉原 誠四郎
  • 出版社/メーカー: 大正出版
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本



NHKはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/10/1008.html

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江之浦測候所に思うこと。 [建築]

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江之浦測候所から帰ってきて
ずーっと引っかかっているものがある。

正確には「心にひっかかるもの」があるのだ。

それは。

自分の感覚や、視覚。
もっというと「記憶」に何一つ残っていない。のだ。

もちろん、「感性」が鈍った。のは否定できない。
齢を感じるのだ。

どんな刺激にも感じなくなっている自分がいる。
しかしいま
俗に「インスタ映え」とか言って
SNSだとかに載せるのに夢中になる人を
半ば揶揄する言い方があるが

まさに今回の自分がそれ。
ブログに載せようと
写真に収めるのに必死になって、自分の五感で「見て」いなかったのだ。

だって、写真にしたほうが実物よりもずっと「素敵」に見えるんだもん。

ここ「測候所」は、もしかすると
「写真撮影可能」とか言って
建築家、芸術家 杉本博司に
まんまと「嵌められた」のか?。

どんどん、写真に撮れ。
そしてヴァーチャルな世界に展開せよ。

そして、その写真欲しさに全世界からの集客をしてみせよう。
諸侯の様子を測ってやろう。って??

完全予約制で飢餓感もあおりつつ
面積あたりのお客さんの人口を制約して
誰でもバンバン「良い」写真が撮れるぞ。と。

当たった見学日が良い天気でも
雨でも
はたまた荒天でも
朝方でも夕方でも
どんなときだって、違った姿を見せてやるぞと。

写真撮ったら満足だろ?って。
十二分にフォトジェニックな「日本」を堪能させるぞ。と。
一金3000円也/人。

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このおじいちゃん(失礼!)が、まさかね??

だから今度は自分の感性だけで行ってみようと。。
だって悲しいくらい近所なんだもん。ここ。

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そんななか僕だけが気付いたのは
この総門にいた「ヤモリ」

え?待てよ。これも杉本博司の「作品??」
ホントか?

見に行かなくちゃ。


Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2017年11月号 [杉本博司が案内する、おさらい日本の名建築]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/10/10
  • メディア: 雑誌



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塀の話 「遺構編」 [建築]

また「塀」の話です。

ちょっとまた、趣旨違いなのですが。

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壊れそうで、というかもう「壊れ」ているんです。

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でもね。これ、平塚にあった戦時中の建物の「遺構」と思われるものなのです。
こうなると
「移築・保存」も検討したほうが良いのではないかと、、。
こんなタイプのものはもうどこにも無いような気がしますし。

そうでないと、私のような「請負人」
「壊しましょう」そして「新規に作り直しましょう」ということにしかならないと思うのです。

平塚には こうしたタイプともう少し違った形の
万代塀があります。
私が子供の頃まで この万代塀に迷彩塗装がなされたものも
あったような記憶があったのですが、子供の頃の記憶を頼りに
探しに行って見ます。

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上記写真を写した すぐそばには
もっともっと古い「道しるべ」がありました。
下のほうに「大山」と見えます。
ここが旧道の要衝だったことを窺わせます。

もうちょっと深く調べたいと思いました。


タグ:戦争遺構
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