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ふと 思ったこと。 [雑感]



コンビニが「曲がり角」に来ている感じがある。

昭和の終わりから平成年間では
それこそ消費生活には、なくてはならない、存在だった。

24時間、「開いててよかった」である。
革命的といっていい。

どんどん付加価値をつけ、小さなスーパーマーケットどころか
銀行や役所の窓口にもなって、荷物も出したり受け取れたり
社会インフラの一つになったと言っても過言ではなかろう。

この「ビジネスモデル」は
一方で、各店の店長を「経営者」と位置づけ
出資もさせるし、ロイヤリティも取って本部がどうやっても
儲かるシステムを構築した。
ドミナント効果といえばカッコいいが
既存店の周りに同じ店を出店させて競争を煽り
弱い店舗を情け容赦なく潰す。

それは各店の経営者にも家主にも問答無用。
いま「コンビニの空き店舗」を思い浮かべれば
わかると思うが、平成初期に流行ったクルマ4、5台が駐車できる店舗は
軒並み閉まっている。

もっと広大な駐車場のとれる店にシフトしてきているのだ。

そしてまた「雇用」ということを考えたとき
24時間店舗を回してゆくには
アルバイトやパートさんを確保しないといけないのだが
ご他聞に漏れず、少子高齢化で立ち行かなくなってきた。

店舗経営者に重く負担がのしかかる。
「夜間は閉めさせてほしい」という声も出始めた。


で、長々書いたが提案。

古い平成初期型店舗で空き家なのを
コンビニの決済機能だとか、荷物の受け渡し機能を残しつつ
強盗なんかが怖いので「キャッシュレス化」をはかり

近所の高齢者が集まり、運営する
「地域のたまり場」にしたらどうか。

どうせ地主家主も近所に住む農家の人だったりするだろうから
家賃だって「空き家よりまし」って程度に抑えてもらって

朝はお年寄りは早いので出て来ることのできるおじいさんが
店を開けて、地場産の野菜なんかを並べてもいい。

夕方は「学童保育」の機能を持たせてもいい。
で8時には閉店。

リタイアしたおじいさんやおばあさんで
腕に覚えのある人が勉強を教えてもいいし
(イマドキの60代70代は英語とか数学とかできる人多いしね)
「こども食堂」機能を持たせてもいい。

問題はそれらリタイヤした人たちに
「責任」を押し付けないようにする制度の確立だろうし
「パワハラ、セクハラ」の監視や注意、
イマドキの子供への接し方を教えたりという
「再教育」はどうするかとかの「仕組みづくり」はあるけれど

きっと国中にいくつもあるこうした空き店舗を
高齢者の活躍できる拠点にして
コンビニチェーン、金融業界、運送業界、市役所や警察や消防、教育機関
医療機関、老人福祉関連、などなど
それぞれの地域にあった連携を模索したら
いろいろな取り組みができるのではないだろうか?

ないものねだりをしたって
仕方がないのだから
空き店舗と、あふれるリタイア老人、少ないけど大切な「こどもたち」
という今ある現実をうまく組み合わせて
何かできないかなあ。

AIがマッチングをさせたっていいんだし。

ねえ。

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