萬延元年（！）の観音様

所有者さまにお伺いすると
お地蔵様というよりは馬頭観世音さまとのことです。
お顔の上にお馬さんの顔があるのだそうです。
旧家のお庭にあったものです。


萬延元年　一番下の字が「年」かなあ？という疑問も残るのですが
左側には十二月と書いてありまして
「かのえさる」　の年ですので「庚（かのえ）」　「申（さる）」かも？
１８６０年
安政七年だそうです。
三月には桜田門外の変があったころですって！

幕末ですね。かれこれ１５５年前になるのですね。
すごいですね。

こうしたものに触れると
時を越えて存在することって、大変なことであると実感します。

で、これがいま現在２１世紀に生きている私の前に厳然と存在する。
なんだか感激しました。

１５０年後の人に見てもらえるようなモノを
ひとつでも残せるのだろうか。＞俺。

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