英語で記者会見する本田圭佑を見て思ったこと [BELLMARE]
遅ればせながら
本田圭佑選手のミラン入団会見をみていました。
全部英語で丁寧に答えているのね。すごいね。
その3分前後。
どこのポジションが希望ですか?
と聞かれて、「どこでも」と前置きしながらも
「ビハインド ストライカー」と答えていますね。
その日本語訳は 「トップ下」。
外国語混じりの変な日本語。ですよね?これ。
ほんとうは
「蹴る人、の後ろ。」ですよね。
で、ハタ!と思いました。
「変な翻訳」で「僕らは誤解しているのではないか?」と。
日本語では前、後、に動くことを「前に進め」「後ろに下がれ」と言います。
そして
立体的「上下」の時にも「上(のぼ)れ」「下(くだ)れ」と
発音こそ違えど同じ漢字を使います。
(あと都に行き来するのも「のぼり、くだり」と言いますよね。)
このサッカーというスポーツは
ボールこそ「かろうじて」「立体的」には動くものの
あくまで平面で行われるスポーツなのに「ピラミッド状の上下」や、あたかも「会社の組織図」
を持ち込んで、4-4-2とか3-4-3とか2-5-3とか
変な理解をしていないのか?ということなのです。
そもそも
「平面」で行われる競技なのです。
でも「ふさわしい言葉」がないばかりに
選手に指示する時にも「上がれ」「下がれ」ということで
結果的に
「持ち場を指示」したりしていないか?
と思ったのです。
野球じゃないので選手はフィールドのどこに行ってもいいのです。
なんの制約もありません。
「自由に創造力を働かせろ」
「その場で考えて」などと
最近のサッカー指導者は皆、口をそろえてそう言います。
ところが「概念がない言語」でコミュニケーションするばかりに
乳酸がたまり、疲労困憊、そして脳内酸素が欠乏する中で
創造力どころか思考力まで無くなる中で
極限のプレーをする選手達に「日本語」で指示することで
「大いなる誤解」をさせていないか???
「おれはここに居ればいいのだな」と。
ああ、またまとまりが付かなくなってきた。
英国で生まれたスポーツ。
は
英語で考えないといけないなと思ったことを書こうとしたのでした。
そして
英語でコミュニケーションをしながら(つまりは海外で)プレーする選手が増えたことで
日本人選手たちが進化したのではないか
ということを書こうとしたのでした。
本田のスーパープレー集。いぶし銀の「トップ下」っす。
兵士?武装警官?を背景にしてロシアはCSKA
で「完全アウェイ」どころか「四面楚歌」・「日本人たったひとり」でプレーするんだもんね。
このさきどこまで行くんだ??