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ニューヨークの魔法 [雑感]

岡田光世さんの著作を読んでいます。
https://www.facebook.com/okadamitsuyojp
ニューヨークの魔法の時間。

ニューヨークの魔法のじかん (文春文庫)

ニューヨークの魔法のじかん (文春文庫)

  • 作者: 岡田 光世
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/02/07
  • メディア: 文庫




ニューヨークの魔法の約束 (文春文庫)

ニューヨークの魔法の約束 (文春文庫)

  • 作者: 岡田 光世
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/12/01
  • メディア: 文庫



図書館で借りてきて読みました。
まだまだ「ニューヨークの魔法」シリーズは沢山ありそうなので
読んでいくつもりです。

どれから読んでも、面白いと思います。

実は最初、読み始めた頃は いくつもの????がついたのでした。

「え?これホントにニューヨークの話?」
って。

雑然として、殺伐として、文字通り人種のルツボで
昨今はトランプタワー近辺に
厳重なピケットラインが貼られ
ティファニーさえ移転を余儀なくされる。

観光で訪れようにも物凄い物価高で
ジュース一杯1000円とられるぞ。
あっちこっちにドロボウ、ヒッタクリ、スリがうごめき
スマホをボンヤリ眺めてる日本人なんざ
空港からダウンタウンに着く前に、身グルミ剥がれて、、、。

ってなイメージしかなく
行きたいところは山とある。
ハドソン川 セントラルパーク MOMA グラウンドゼロ
などなど、なのに。
「いつかツアーで。」なんて思っているのが
 「ニューヨーク。」

しかししかし
ミッツィこと光世さんにかかれば
素敵な出会いと珠玉のエピソード満載の
文字通りの「ビッグアップル」に大変身。

最初の一冊では
やはり光世さんが 小泉今日子か中山美穂かという美貌と
ブロークンイングリッシュが完璧にしゃべれるから、、。
なんだよなあ。きっと。
美人で言葉が達者ならではなんだよなあ。
って、勝手に解釈。

で今日2冊目読んで
横浜駅のコンコースに自分の身を置いてみて
ハタ!
と思ったのは

今俺たちって
そこにいても「ココロここにあらず」
な状態にすぐになれる。
そう
「スマホ」をいじってアプリを立ち上げさえすればね。

でもね。
光世さんと、ニューヨークの人たちは
「そのとき その場」を生きてるんだね。

助けが欲しいときは
「人種や年齢を問わず」
大勢のなかの誰かが手を貸してくれるんだよね。
その場の人がね。

無論、日本じゃ考えられない
上述のカッパライやギャングやマフィアもいるので
手放しには出来ないけど

彼女はそれこそ、ホームレスから
デレク・ジーター(ずっと知らなかったんだって!)松井秀喜まで
どんな相手とも対等に、そしてユーモアを交え
素敵な言葉を交わすのだ。

言葉 言の葉 の美しいのを。
文字通り やり取りし 交換する。

すると退屈な地下鉄が遊園地の乗り物になり
街角の屋台が素敵な国際会議場になる。

ああ、行ってみたいな。

言葉はそれほどじゃなくっても
なにか「自分」を持っていけたら
ほとんどの人は振り返らなくても
だれかと素敵な出会いがありそう。

いつか行こう
ニューヨークへ。






タグ:岡田光世
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