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計画停電の影で、、、。 [住宅]

いやな予感というか
「うすうすわかっていた」というか

「計画停電」という言葉を聞いた瞬間
私は青くなりました。

太陽「電池」

燃料「電池」。

考えても見てほしい(ⓒテリー伊藤)

「うちは平気なんでしょ?」

目をキラキラさせていた家族たちが
「さすがはお父さん」目線をおくっている状況を。

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そう

どちらもすこしも「電池」
じゃありません。

まずは 「太陽光」のほうは
「太陽光発電パネル」でして
いわゆる「蓄電池」ではなくて
「物理的にエネルギーの形態を変換させるデバイス」
(京セラの取説による)
です。

停電時には「自立運転」もしますが
パワーコンディショナーという機械にある
「ひとつだけ」のコンセントに電気製品を接続出来る。
というものです。

これは一見便利なようですが
相手にするのが「日輪」「太陽」「おひさま」「日光」ですので
どこまで行っても「お天気」まかせ。
日中雲ひとつない晴天ならばいざ知らず
霞がかかったり、雲がかかったりと
電流、電圧が変化します。
太陽の日射の弱いとき「電気製品の故障の原因となるため
使用を止めてください」(京セラの取説より)
とのこと。
(蛇足ですが夜はもちろん使えません)

一方の
「燃料電池」も
「英語のフューエル・セルをそのまま直訳した」
(パナソニックの技術者にお聞きした)
ものでして
都市ガスから水素を取り出し
電気分解の逆をすることで電気を
その時に発生する熱でお湯をつくり貯めておく
というもの。

これに至っては
「東京電力の計画停電に伴うエネファーム操作のお願い」
という文書が送られて参りまして

要すれば
数回の自動停止は問題は無いけれども
基本的に「停電」は想定していないので
何度も停電が繰り返されるようならば
「計画停電が開始される日にリモコン操作で「発電切」に設定し
計画停電が明確に終了する日までそのままの状態を継続願います」
(東京ガスからの文書)
なんですって。

結局電気が無ければ使えないシロモノ。


グダグダ書きましたが

要はどちらも「停電」が無い時に(というか停電など想定外)
「補助的に」使える
「省エネ」機器なのですね。

ウチで停電時に使えたのは
いわゆる「ガス台」くらいのもの。
これだって「単一電池」で種火が着くタイプだったから良かったようなもの。

うーむ。
これはどうしたものか?
と悩んでいると
「蓄電池」こそ必要なのかな?という、、、。
あとはエンジンか。
昔東京ガスにマツダファミリアのエンジンを利用した
そんなシステムもあったなあ。と。

電気があるのがあまりにも「あたりまえ」すぎて
大きな落とし穴に落ちた気分です。

え?
目をキラキラさせていた人たちですか?

なにかの「冷却用に使用できるような」目になっている
ことは言うまでもありません。

で計画停電の時ですか?
懐中電灯を非常用に重宝しております。
はい。





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コメント 2

kinkin

自分の会社にもオール電化した社員が居まして泣いていました
「何のためのオール電化なの?」

by kinkin (2011-04-04 22:21) 

pn

そうなんだ。
どっかの誰かはこんなときはこれ、みたいな事書いていたが・・・
by pn (2011-04-05 06:21) 

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