雨、雨、雨、ちょっと中断、そして雨。

とんでもない雨が降ったかと思うと
それが瞬間止み

雲が上空で低く流れ

路面が乾いてきたな。と思う間もなく

とんでもない雨が降った。か
と思うと
それが瞬間止み

今年の七夕は散々なスタートだな。
でも止んだなあ。と思う間もなく

とんでもない雨が、、、。

と、リフレインもいい加減に、、、。

と思っていたらまたもや

外のあらゆるものを
雨が叩く音が聞こえる

ここ平塚です。


しつこい書き出しで恐縮です。
（書きだしかよ！）
フェイスブック上で「ともだち」な人物が
病に倒れ急逝したのです。

僕なんかよりもずっと若く
いろいろな人生の出来事を
ひとつひとつ、ぽつりぽつりと
「おもむろに」
はじめたばかりの人でした。

家庭をつくり
職場をつくり
まちをつくり

それらにまつわる素晴らしい友をつくり
先輩に教えを乞い
後輩には
知恵や作法を伝え
雅楽や茶道　華道にも
造詣の深い人物でした。

その風貌は
「大男」を絵に描いたような

いま思うと
本当に「絵」だったのか
張りぼてだったのか
なにかのユルキャラだったのか
そんな風にしか思えないのです。


風のように
人々の中にやってきて
大きな身体を
ユサユサとゆらして

いろいろな思いを
まちづくりのビジョンを
にぎわいの朝市を
お祭りの神輿のあとを
横笛を吹きながら、ノシノシ歩いて
いろいろと
人々に投げかけたなあ。

こういうのもいいなあ。
と指を咥えてみていたら

また風とともに別のところに行ってしまった。

のこされた一粒種が
無邪気に笑っているのが
なによりもなによりもさみしさを募らせる。


この雨が
七夕のまち
濡らすから
笹の葉サラサラ
軒端に揺れず

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