なにもできないけど [雑感]
ロベール・ドアノーという写真家の有名な写真です。
既視感 あります。
上記を読んで頂くと、おわかりいただけると思いますが
こんなにロマンチックな写真に、のちのち悲しい物語が巻き起こってしまうのです。
「知らないことが幸せ」
ということもあるのですね。
いま北国の美術館で展覧会を開催中です。生誕100年 だそうです。
雪のヴェールに覆われた街で、寒さに震えながら美術館に入ると
こういう展覧会が開催されている、、、。
北の学芸員の粋。を感じますね。
「はい」か「YES」しか選択肢がない。
という場合に
なにかこう「ウイットに富む」というか
「含蓄がある」というか「自分らしく」「ユニークな」という
回答を、グルグル考えていたら、すぐに半日くらい経過してしまいますね。
しかもそれを2文字でとなると、、、。
「御意」
「承認」
「認可」
「押忍」
「拝承」
「了解」
これらは「はい」というより「そのとおり」の意味だし、、、。
ともあれです。
ずっとそばにいるよ。
ところで
ドアノー事件のこと。
どうすれば、「トンチ」や「エスプリ」を利かせて
小気味よく解決できたのかあ?って、考えます。
僕がドアノーだったら??
そもそも「自分たちがモデルだ」と信じて疑わない夫婦が
真相を暴こうとしたこと、そのことが無粋極まりないのですが
まさか裁判に訴えるとは。
カメラマンなのですから
1)その夫婦の今の姿を同じ場所で撮影する。
(そうすれば少なくとも93年版はその夫婦がモデルだ)
2)そっくりの写真を大勢のカップルを使って撮る。
話題が広がって、「無粋な訴訟はやめろ、という世論形成」する、、。
それでも判決が出てしまい真相が明らかに、、、。
そのあと、真実のモデルが
まさかギャラをよこせ、、、。とは、、。
そのうえ
サイン入りの写真をオークションにかけちゃう、、って。
「契約書とか領収書をきちんと管理する芸術」の時代になったのでしょうか?
はあ。
もっと素敵な解決方法はないものでしょうか??
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