木造住宅 [住宅]
最近の木造住宅は20年前(阪神大震災のまえ)に比べると
まったく違った内容になっていると、断言できます。
建築基準法をはじめとして各種規制が厳しくなったことはもちろんですが
現場の方々の「意識」が非常に高くなっているのです。
基礎工事なども「布基礎」から「べた基礎」
いまでは、ほとんど「耐圧スラブ」と言えるようなものになってきています。
アンカーボルトのセッティングや配筋の精度も非常に高くなりました。
手刻みの方がよいという話は今でも聞きますが
木材のプレカッターさんたちの能力も日進月歩です。
問題があるとすれば「大工さんの高齢化」
ではないでしょうか?
若者にとって魅力ある職場、職業にしていかなければ。
そうしないと
技術の伝承はもちろんですが「意識」や「スピリット」
「プライド」や「誇り」、「マナー」や「心意気」
「木遣り」のような
「番匠」の時代から連綿と続いてきた「伝統」
が危ういのです。
大工さんの仕事を黙って見ているのは子供のころから大好きです。
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