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監督の問題 [BELLMARE]

戦国時代に「大将の首を取る」と
如何なる大軍勢でも総崩れとなり、勝敗が決する。
というような場面があったりする。

まさに、いまベルマーレで勃発している
監督のパワハラ問題。なんか
全くもって「それ」を狙った誰かが仕組んだんじゃないか?

と勝手に思っている。

プロサッカーチームなるものは
そんじょそこらの「仲良しグループ」
や「会社」じゃない。(いや組織は「株式会社」なんだけどね)

まず、そこをわからないと。

ハラスメントは「受けた側」がそう感じれば
もうハラスメントになるんだそうなので
「主観」で判断するしかないとは思うが

チームであっても全員仲良く。
みんなの機会は均等で
サラリーも一緒。
ではない。

どんなに能力の高い選手でも
チームにフィットするかどうかで
使われたり、そうでなかったりする。

出場機会を求めて
カテゴリーを下げてでもチームを去る選手がいるかと思えば
いった先ではベンチ要員なのに
実入りの魅力に駆られて有名チームに名を連ねる選手もいる。

シビアな世界なのだ。
ケガをしたら、自分の開けた穴には
補強のパッチがすぐに当てられ
次の瞬間には「構想外」「解約解除」が待っている。

監督は
いまいち「剥け切らない」選手を
煽て、宥めすかし、時に叱咤、激励、場合によっては
「脅し」にしか見えない言葉を使ってでも
一段、二段上がったステージになんとかして押し上げる。

無理くり這い上がったステージで
未だ見たこともない景色を見て
初めて選手は成長するのだ。

選手たちは言う。
「監督は全部見ている」
自分の心の中までも。と。

それで俺は成長できた。とも。

監督から直接聞いたことがあるが
「僕はサッカーが好きだ」
「選手のことが大好きだ」
大好きだから、選手のなにもかもが知りたい。
何に悩み、何に喜び、好きな食べ物は
家族は、何か気がかりになるようなことはないか。

そういうものを知ったうえで
選手に何不自由なく、サッカーに打ち込める一時期を
作り出したいのだ。
そして、大きく育てたいんだ。
と、何度もおっしゃっていた。

これらが
ともすれば「ハラスメント」であり
「プライベートに入り込み過ぎ」と
受け取られてしまったのかもしれない。

だけど、こんな監督もういないぜ。本当に。

もっと冷たく、シビアだろう?
だって「結果」出せなきゃ
監督の首が一番最初に飛ぶ世界だから。


長々書いたが「冒頭」に戻る。

J1という国のトップカテゴリーに
いる「ひとかどのチーム」になったからこそ
なんでもいいから
引きずり落してやる。っていう
へんなチカラが働いているんじゃないのか??

って。

はやく結論。出してくれないかな?リーグは。。
それで監督にはいろいろと
わだかまりもあるとは思うが
戻ってきてもらいたい。ほんとうに。。





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