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ちょっと古いクルマに乗って思ったこと。 [クルマ]

10年以上前のティーダに乗る機会がありました。

便利装備なし。
バックモニターもブレーキアシストも
なんにも。

乗るのに「真剣さ」というか
「さあこれから運転するぞ」という
「決意」が必要。なんです。

それにしたってオートマなんですけど。

いま乗ってるスカイラインなんて
ボンヤリ乗っても普通に走れちゃうので
物足りなさも感じるのですが

逆に言えば「運転が下手になった」
とも思うのです。
曲がり角なんか自分で「ド下手」と思いますもん。

技術に免じて(運転を)許す。
で「運転免許」の証。だったのに

そんな技術は無くても良いよ。
何となればブレーキもハンドルもクルマの方でなんとかするから、、、。

乗ってて疲れちゃうんです。
それも「エコノミークラス症候群」みたいに。

マニュアルミッションのアルファに乗ってみたころの
あの緊張感。
そして運転を終えたあとの爽快感。
降りた時の疲労感はまさに「スポーツ」のそれ。

頭も使うし気も遣う。
両手両足も使うし
今自分のクルマがどうなってるのか
「車両感覚」が研ぎ澄まされ
クルマと一体になれるような一瞬が
本当に貴重だったし、達成感もあった。

ブレーキで挙動にアクセントをつけ
5、4、3とヒールアンドトウでシフトダウン。
ステアリングで向きを変え
クルマの重心を移動させながら
コーナーを抜ける。

100回やって1回か2回
上手に曲がることができるかどうか。

ああ、そういう楽しみは
自動運転になっちゃったらできないんだなあ。

そんなことをフッと思ったことでした。

ガソリンエンジンの自動車を運転するには
もうあまり沢山の時間は残っていないのかもしれませんね。

ああ。

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なぜ、ティーダは世界で一番売れている日産車になりえたのか?

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  • 作者: 新発想マーケティング研究会
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/01/26
  • メディア: 単行本



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