高齢化とマニアと

昨日書いていて思った。
老人やコレクターの「数が増えすぎたんだ」！！
ってこと。

むかしは「高齢者」って「ご隠居さん」とか「長老様」とか
言われて尊敬されたもんです。

その道のマニアも同様。
「珍種」なるがゆえに珍重され
「専門家」としてのその道の縦横無尽の知識や
所有するものの物量で尊敬もあつめた。

どちらも「生き字引」
とかいわれて。

ところがいまはどうでしょう。

インターネットの普及で
「生き字引」どころか本当の「字引き」も
全くの不要。

「正解」のある
「ある一定のコレクション」を
「答え合わせをするような」アプローチ。

ここがいけないんじゃないか？？

子供や、未熟な人たちの入り込む余地がない。
し
お金さえ積んだら
「一気に揃う」し
生身の人間の
息遣いや葛藤や、文字通りの汗をかくような
そういう「道楽」ならではの
面白みが。。。

なにかこう、一つのモノサシしかない。
それで
ヤフオクやアマゾンで誰よりも早く手に入れ
「限定」とか「ご当地もの」とか
「レアもの」にこだわるだけ。。。

本来は
誰も目を向けないようなモノやコトに
面白みを見つけ
メインテーマを自分で作り
それに沿ったメインコレクションを構築し
派生した傍流の物語も含め
どっぷりを人生を浸す。

それこそが「道楽」なんだろなあ。

そんななかで
先達に出合い、仲間を増やし後進を育て
て行けたら良いんだよなあ。

そこまで考えていたら
コレクションなんかできないっていうのも
これまた事実ではあるんですけれど、、、、。