寄生獣

寄生獣という漫画が手に入り、読んでいます。

なんだか凄い題名だし、読み出すと「ホラー」な内容なのですが
いまからもう３０年も前に書かれたとは思えない
衝撃の物語です。
細かな内容は読んでいただいたほうが絶対良いので
「ネタバレ」になるのは避けます。
が
この本の時代背景で
過ぎ去った過去の時代の「日常」を感じましたので
ちょっと書いてみます。

まず
描写には「古い」としか言えないモノがいっぱいです。
お話の最初の頃には
駅の改札には係員がいますし
物語の全編を通じて「携帯」や「スマホ」は出てきません。
固定電話や公衆電話が目立ちます。

学校も古臭さがにじみ出ていて
「不良」生徒がちゃんと（？）いるのです。
あのころは中学、高校と
全国どこでも徒党を組む「不良」がいたのを
いまさらながら思い出します。

そうそうあのころ、普通にセーラー服の女子高生が
タバコ吸いながら歩いていたもんですよ。

しかし、いまはもう皆無ですよね。

一方「何も変わらない」と感じたのが
マスコミの取材姿勢。

大勢のカメラマンと記者が対象を取り囲む姿。
って十年一日どころか
三十年一日。
少しも変わっていないですよね。

ああこれじゃ時代に取り残されるわな。と。

スマホで個人がどんどん情報発信できる時代に
なったってことは凄い変化ですよね。

平成の大変化の真っ最中に
生活が出来たってことは
本当に面白かったな。と

感じたことでした。

とりあえず、下にアマゾンのページを貼っておきますが
お読みになりたい場合御声掛け下されば
私のをどうぞ！

寄生獣 完全版全8巻 完結コミックセット

• 作者: 岩明 均
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2010/01
• メディア: コミック

タグ：寄生獣