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「かわいそう」から差別が生まれる [雑感]

たとえば
乳飲み子がいるとしよう。
その子の両親のうち、父親が死んだ。
「あら、かわいそう」
という。

また
たとえば
独身の人がいる。
「なぜ結婚しないの」「かわいそうに」
結婚している人がいる。
「まだ子供はいないの」「かわいそうに」
子供が一人生まれた夫婦がいる。
「もうひとりつくらないの」「かわいそうよ」「ひとりじゃ」

ここにも
「かわいそう」
を付けるオバさんオジさんが多数いる。

みんな無邪気に「正義」の側に立っている。

AV女優が妊娠したと、自身のブログに書いたら「生まれてくる子がかわいそう」
って。そういう意見があったのだそう。

なにが、どう「かわいそう」なのか??

余計なお世話なんだ。
どれも。

「幸せか不幸か」なんて
他の誰かが決め付けることじゃないってこと。

そうやって「上」に立って
対象者を「下」に見ることで
優越感を感じたいだけの
「かわいそうに」の声。

これが差別を生み断絶を生み、
そこに対立と争いを生むのじゃないか?

「絶対に戦争はダメ」
とかいいながら
回覧板(いまじゃ完全に無用の長物)を回す班をどうするか
でもめてるオバさんオジさんの
自身の凝り固まった価値観が

「かわいそうに」を生み
そして差別を生んでいるんだ。

当事者にこの話をしたとしても
何もわかってもらえないんだろうな。

せめてこんな声かけをするところを見たなら
「黙って」といえるように
したい。

幸せは「相対評価」するものではない。
ましてや
「絶対的な物差し」などあるわけがない。


今週は「ネガぴょん」全開。
「つぼやき」ますです。
ご容赦を。。


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