SSブログ

老人よ 晩節を汚すこと無かれ [雑感]

このところの不祥事の数々。

昭和ならば「不祥事」扱いされなかった
ようなことばかりだと思うのです。
パワハラ。とかセクハラ。とか
そんな言葉すら無かった時代には
それはそれは酷いコトがたくさんありましたよ。

水泳部の顧問が竹刀や木刀をもっている。
とか
相撲部でケツバット。
とか日常茶飯事。

往復ビンタ。
とか
廊下へ立ってろ。
とか
牛乳飲めない子に頭からかけちゃう。
とか
何度も見ましたよ。

私もいくつも体罰を受けたし。

そういうところで鍛えられて
鋼の精神力と筋肉を養って
噛り付いて、這い上がって
頂点に立った人たちが
いまも君臨する。

っていうのが
スポーツ界であれ
学問の世界であれ
政界、財界でも、芸能界でも
蔓延しているようなのが

今の日本。なんじゃないかな?と。

若い人がルールまで考えた新たなモノゴトを産み出そうとしても
寄って集ってもみ消し、踏み潰す。

「この道一筋」
に拘るあまりそれが拘泥となり、しがみつく
ように見えるまで
「万年会長」「万年社長」となってしまって
いいのだろうか?

「お若いですね」
「余人をもって代え難し、ですよ」

そういわれて有頂天になっていて良いのか?

伝説のレジェンドが
いまでは最悪のヒールになってしまっているケースって
あちこちで見られるようになってきた。

私も自分で自分に言い聞かせておこう。

「おまえはそんな器じゃない」って。

そもそも「頂点に立った」
経験もないし
皆に「尊敬される」ような
人望もない。

「誰にも迷惑はかけない」っていうのは
ムリとしても
少なくとも
これから活躍をしようとする
若い人の妨げにはならないように
しないといけない。

古来、お正月にお供えとしてお餅をかざるが

ダイダイ。
裏白。
ユズリハ。
を一緒に供える、その意味など

日本人ならわかっていたはずのことを
忘れてしまって「俺が俺が」
になっていないか?

超高齢者を介護する高齢者の時代ではあるし
世界のだれもが経験していない
老人国家 「日本」。

素敵に齢を重ね、
代々続くように。更新に道を譲り。
腹黒くない。

そんな生き方の見本となるような先輩はいないか??





nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。