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お医者さんが気になる年ごろ、、。 [雑感]

この齢になると話。その2.

身体のはなし。

健康診断なんかで「再検査」を指示されるんです。
んで
「ナニ科」と「ナニ科」へ行って下さい。
って別々に指示書をいただく。
それは、「ナニ科」がそれぞれ専門だから仕方ない。
んだろうと思いますよ。

でもね。
自動車やテレビの「パーツ」じゃないんだから
そこ「だけ」切り離して治療って?。
はて、それでイイのかなって思うんです。

たとえば循環器と呼吸器って言ってもそれぞれ「近所」ですよね。
眼科と耳鼻科もそう。ほんの数センチしか離れてないのに
全く別の日に別の先生に診ていただいて
それぞれ違う薬を飲んで。と。

お薬手帳があるので
飲み合わせの悪い薬を飲まないで済むようにも
なったとも聞きますが。

いずれにしたって
「患者」という「一つの肉体をもった」ところの
「人間」が中心じゃないんですね。これ。

人間のそれぞれの「パーツ」「パート」で
専門家の先生がいるので
そこへ目がけてバラバラに参集する。
のが今の病院であるから

専門家の「先生」主体のところに
それぞれ出かけてゆくしかない。ってこと。

これは効率が悪いんじゃないかなあ。

厚労省でも「かかりつけ医」を持ちましょうって
言ってますけど。

「かかりつけ医」の先生もやはり「専門」があって
患者がそれぞれ「目医者」「耳鼻科」「内科」「外科」
って行かなきゃならない。

これは行政の縦割りシステムと全く同じ。

人間の体を縦割りにして、分割して、細分化して
それを、、、。

そんなのでうまくいくのかなあ。

これからどんどんAIが進化して
診察券とか保険証とかなんかなくても
瞳の虹彩かなんかで
人体のトータルケアが出来るようになるのかもしれませんが

いまはまだまだです。

それとね。
23歳の前途と未来のある若者と
83歳のご老体が
まったく同じ内容の「医療」を受けるっていうのも
いかがなものでしょうか?

自分の年齢ともなれば
なまじの医療を受けちゃって
「半殺し」状態になっちゃうのが
何よりもつらいような気もするんです。

QOL クオリティオブライフとも言いますね。

なんでもかんでも「全殺し」にしてくれって言うんじゃなくって
「良い一生」を送れる医療を。

求めるような年齢になりました。>私。


ちびまるこちゃん。じゃなくってさくらももこさん
が亡くなったなんて話聞くと、けっこう切実だったりします。









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