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いろいろな意味で困ったもんだ と。 [雑感]

おまわりさんと懇談する機会があった。

組織犯罪を取り締まる、刑事二課、いわゆるマル暴のおまわりさん。

これまでのような、堅固な組織は減ってきた。そうで
従前は
「きちんと仕事もし、遊びもし、そして悪事も働いた」
というのが「犯罪組織」だったものが、
仕事もしないで一攫千金。
をねらうような犯罪が多いと嘆いていられた。

指定暴力団の構成員とみなされると社会生活一切が営みづらくなり
やっかいなので、組織とは一定の距離を置く。
そして、どうみても「それ」とはわからなくなってきている。

お決まりのスマホアプリやネットを介した犯罪も多くなった。と。

こないだの浜松や、平塚でもあった
人を拉致し、殺す「その日」に初めて顔をあわせるような
犯罪「組織」もあるらしい。

ひとの繋がりが非常に希薄なので
かくまったり、かばったり、代わりに責任を負ったりは無くなって、
一旦明るみに出れば簡単に自供するしデジタルデータもあるので
芋づる式に検挙は出来るが
事件が表面化しないと
どこまでも闇の中ともなりかねないとのこと。

印象的だったのが
いまのSNSなどの世界に埋没してしまった人たちのこと。

同好の志や、支援者ばかりのコミュニティのなかで
「常識」や「善悪」が全く世間と乖離した連中がいる。

それはいわゆるストーカーなどもそうだが
先鋭化するために「自分こそルールだ」となりかねず
歯止めも何もない、そういった輩が増えつつある。とのこと。

従前の暴力団などは「自分は悪者」「不良」で「悪いことをしている」
自覚があったのに、それがない。ってこことは、、、。

そして

「男女間のもつれ」に関しては
いつも注視しているんですよ。とも

以前ならば
男女が連絡ひとつ取るのも大変な障害があった。
そうした障害をお互いが乗り越えるからこその
太い絆が生まれもした。
家と家とのお付き合いとか、ね。

しかし昨今のお手軽な出会いの果てに
簡単に同棲、結婚、と進むと
ここには
先ほどの暴力団と同じ
仕事も苦労もしないで「一攫千金」だけしか見えない
そんな輩も同じように増加する一方。

そんな甘いもんじゃない。ってわかったときに
安易に犯罪が発生してしまう。って。

結婚の結末が血痕。
じゃ、ねえ。洒落にもなりません。

ところで

一昔前の
マル暴 のおまわりさんといったら
そりゃ「そのスジのひと」そのまんまのような
風体の人が多かったように記憶しているのですが

今回お目にかかった方は、ほんとにヤサオトコ。
小洒落た上場企業の中間管理職のひと。
っていう風にしか見えませんでした。

そんな時代なんですねえ。


なにはともあれ
今夜も勝て!

がんばれニッポン!!!




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