分類するのは難しい

屁理屈言います。

「女性は土俵から降りてください」
である。

「女性かどうか？」は
どう判断するのか。



「女性装」がイケないのでしょうね。

たとえば私がそんなことをしたら
（醜い怪物を想像したそこのあなた。今夜は眠れませんな）
「神聖な土俵になんちゅう格好で」
っていうことで引きずりおろされますよ。

では、これはどうでしょう。
パスポートにも「MALE」と明記されていますが
どこからどうみても
「女性姿」の　男性だったとしたら？

完璧な身のこなしと美しい衣装で
しゃなりしゃなり　と土俵に上がる女性装の東大教授。
とか。

いいえ。そういう先生が実在します。
安富歩　先生です。
「彼」は土俵に上がれるのか否か。
どうなんでしょう？

件の市長が倒れたあと、
次の巡業地で土俵に上がれなかった女性市長。
そのあと、揶揄した男性市長。

だれがどう「男女」を決し、土俵に上がれるかどうか判断するのでしょう？

もっというと
力士のセックスチェックとかちゃんとしてるのか？

いや、この問題。
大変な事なんだってば。

軽く「伝統」なんて言っちゃいけないんです。

では「安全面」っていうならば

土俵は「関係者以外」立ち入り禁止にして
セレモニーは別の方法を採用すればいいんです。

それしかないんじゃないかなあ？

人間を、なにがどうでも「男女」どちらかにきっちりわけるなんて
そう簡単じゃないんですよ。きっと。

ありのままの私
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ありのままの私

• 作者: 安冨 歩
• 出版社/メーカー: ぴあ
• 発売日: 2015/07/30
• メディア: 単行本

タグ：安富歩 土俵