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ALIVE [BELLMARE]

「湘南ベルマーレの監督は私です。」
会場がドッと沸く。
「よっ」「いいぞー!」「ありがとう!」
拍手喝采の聴衆。

少し間があって、
「いや、そういうことじゃなくって」
「なかなか真意が伝わらないなぁ」

「これまで」「それこそ中学生の頃から知ってる選手」「新加入の選手」
それに外国人選手。
みんなに、ベルマーレで成長して欲しい。成功してほしい。
選手一人ひとりのことをもっともっと、好きになりたい。
そしてそのために、持てる力のすべてを注ぎこみたい。
それはここに集った皆様にも、是非とも協力して欲しい、、、。

テープ起こしをしたわけじゃないので曖昧だが。

それでも
「選手が好き」「好きになりたい」は曺貴栽監督のいつもの口癖だ。

そんな選手が集って、1つのチームとなり
今年J1を共に戦う。
その指揮官になったのが「自分」なのであって
であればこそ、もてる全力を注ぎ込みたい、、。
「そんなチームの責任者ってことなんです」
聴衆として
聴いているこちらが、なんだかドキドキするような
「ついて行きたくなる」リーダーなのだ。

ミキッチは欠席だったが
過去にコメントしている。「彼はサッカークレイジーだ」
新加入のベテラン梅崎もいう。
「驚くほど自分を見られている。見透かされている」
「求めていたものはここにある」
と。
ピッチに立てるのは11人。試合途中で交代できるのは3人。
トップチームに名を連ねているとはいえ
「不動のレギュラー」はたぶんGKの秋元ぐらい。

そんなチーム内での厳しい負荷のかかる練習と
熾烈なポジション争い。
その先にある国内最高リーグでの強豪との競り合い。

茨の道を自分で選ぶように、エースストライカーを放出し、キーマンを
レンタルバックし、フレッシュな顔ぶれで2018年を始動した
湘南ベルマーレのキックオフパーティに行ってきた。

ことしのチームスローガンはALIVE。
いろいろな捉え方の出来る言葉だ。

根底にはいつもの「たのしめてるか」がある。

ええ、ええ。たのしめてますよ。
それ以上にドキドキするけど。
ケガにだけは気をつけて思いっきりALIVEしてほしい。

このチームでの一年が選手を磨き大きく育てる ALIVE 。
そう感じた 監督の挨拶の言葉だった。


いやしかし、大変だろうなあ。J1。
ヒリヒリするような、サッカーシーズンが始まる。

IMG_1777.jpg

サインを頂いた本。
これ、感動だ。

15歳 サッカーで生きると誓った日

15歳 サッカーで生きると誓った日

  • 作者: 梅崎 司
  • 出版社/メーカー: 東邦出版
  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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