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神山明・濱田樹里 展 [湘南]

アッビナメントでしたっけ?
マリアージュでしたっけ?
ワインをお料理に合わせ、どちらの味わいも引き立て
そして調和させる。そんな感じの展覧会です。

展覧会場に入っていくことが、なにか芸術作品の胎内に入っていくかのような
そんな空間演出がなされていました。

会場の四面には各 幅16メートルという
大きな濱田の日本画が架かります。
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ちなみに 写真撮影は フラッシュを使用しなければOKとのことです。
(但し動画撮影は禁止)

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そして、「静謐」とも言える
神山作品群。

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どこか「懐かしく」神秘的で 不思議なオブジェです。

学芸員さまの解説をお聞きしましたが
「ご自分で感じ取っていただくのがなによりも大切」
とのことで
言葉にして 薀蓄を垂れればタレルほど、本質と距離が出来てしまうようで
難しそうに解説なさっていました。

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これだけで、この佇まいのみで
芸術なのですが、細部を見入っていくと
懐かしさとどことない心細さを同時に感じます。

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杉板にオイルステイン。
わざとなのか、どうなのか、荒々しさと繊細な細工とが同居します。

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学芸員 勝山さんイチオシ 。ブラジルビエンナーレに出品された
3点の作品のうちのひとつ。
「いい夢を見たかい」

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気になったのはこれ。

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暗めの展示室の繊細なライティングで
作品内部にひと筋の光が。

細かい「ミニチュアコレクター」には
なにか 刺激されてしまう要素が、、、。

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こうして大勢で取り囲むと
大きな商業施設のプロジェクトの検討用模型にも見えるし
考古学資料にも見える

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そして別々の作品が
大きな街を形成しているようにも感じるし
そうでないとも感じる。

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小さな ドローンとか CCDカメラでの映像も楽しんでみたいな。
しかし、会場は動画撮影禁止なので残念。
どこかのテレビ局が取材しないかなあ??

平塚市美術館で11月26日まで
平日の早い時間に行って
独り占め状態で全体を楽しみたいです!

片岡球子展も!11月26日まで。




片岡球子の言葉 精進ひとすじ (生きる言葉シリーズ)

片岡球子の言葉 精進ひとすじ (生きる言葉シリーズ)

  • 作者: 片岡球子
  • 出版社/メーカー: 求龍堂
  • 発売日: 2017/10/05
  • メディア: 単行本



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