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境内で気付いたのです [雑感]

七夕まつりの最中のことです。
2日間、平塚八幡宮の境内におりました。
最初は「座っているだけで」とのお話でしたが
模擬店での「かき氷」作りのお手伝いを。

まあ、そう。数こそ数えませんでしたが
100個作ったか200個だか、とにかくかき氷をつくり続けました。

最初は
「話が違う」
「なんで私がこんなことを、、。」

愚痴と責める心しかありません。
手首より先は痺れるほど冷たいのに
汗は止まらないし、足腰は痛いし、、。

でもそのうち
「あ、そうだここは鳥居をくぐったその中」
「境内だ」と思いあたりました。

そうすると何故か途端にガラリと気持ちが変わります。

猛暑ということもあって、列をなすお客さんの対応をしていると
ここ(神社境内)で次から次へと私の前に現れる人たちこそ
どなたかが私に「人の姿を見せてくれている」のかな?

カップルが来ます。
女性二人組が来ます。
家族連れに
男性一人や
女性一人。
外国人の方もいます。
実に多彩。

楽しいはずのお祭りなのに
苦虫をかみつぶしたように「かき氷ひとつ」
っていうひとや
それはそれは楽しそうに
「ふわふわのかき氷。ここのがいちばんおいしいの」
ってうれしい言葉をかけてくれる人。
全身のタトゥを申し訳程度のワンピースで隠した
姐御肌のお姉さまがた
「たくさんちょーだーい」「オトコジルたーっぷりかけてねえェ」
「あーたのじゃないわよお」
とか
「おい」「おまえら何個いるんだ!」
頭越しに怒鳴り散らす酔っぱらった親父さん。

カップルもさまざま。
ひとりづつ一個づつ頼む初々しい二人がいるかと思うと
「おれかき氷。」「キミも食べる?」
「あたしは日本酒」「冷で」
という我が道をゆくふたりや
シロップをどれにするかいちゃいちゃしちゃって
なかなか決まらないのとか、
本当に十人十色とはよく言ったものです。

思ったこと。
買う方。お客様。とはいえ
やはり、「朗らかに」売り手に接するのが良いなあ。
というもの。

気持ちよく商売してもらうには
買う方もそれなりの努力が必要ということ。

「カネさえ払えば俺は神様。」と思いあがってはだめだ。
もし好印象をもったのなら
自分の言葉できちんと
相手に伝えないといけないのだな。
と気づかせていただきました。

勉強になった体験でした。

ありがとうございました!




タグ:かき氷。

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