感謝しないと

その病院に来たのは
父親のためなのか母親のためなのか
初老の男性の姿に目がとまる。

口の悪さは相変わらずの父親は
男性の押す車イスに座って
「まっすぐ歩けよ　ばーさんよ」などとガナッっている。
言われた母親の方は
自分で歩いているものの
どう見ても認知症。
「ここに座ればいいんだよね？」
とか言ってる。

男性は
「いいや　まっすぐ歩いて！」
「もう玄関前にクルマが来てるから！」
怒鳴るでもなく嘆くでもなく、
いつものこと　とあきらめ顔。

ああ、年寄抱えて大変だなあ　と
全くの他人事と
傍観者としてボンヤリ見ていた。

あ　患者として会計待ってる最中のこと。

インフルエンザの兆候があったので
病院行きました。
まだ判定できないとのことでしたが
大事とって薬頂いて安静にしていました。
おかげさまで熱も下がり
快復中です。

その病院の帰りがけ
入り口近くの大きな鏡に映った
自分の姿は　どう見ても
あの男性よりも　年嵩だった、、、。

明日は我が身　かもなあ。
歩けない父親と
目の離せない認知症の母親

そんな二人を抱えたとしたら
どんなことになっちゃうんだろう、、、。

自分ももちろんだけど
家族の健康も　有難いこと。なんだなあ　と
痛感しています。

更新遅くなってすみませんでした。
安静にしています。

静かに天皇杯見ます。テレビで。。

日経の特集　砂上の安心網
は身につまされます。