和の会展 [湘南]
平塚市美術館わの会展に行ってきました。
コレクターの人たちっていうのは
一枚の絵にいろいろな物語を。
作家のことを調べ、歴史背景を知り、絵の所有者の遍歴を探る。
おもしろかったです。
内部撮影はできませんでしたので
ロビー展の 前田哲明の彫刻展の写真です。
初めて見るような作家さんの作品が多かったのですが
なかには、驚くような逸品も。
才能に恵まれながら夭折した作家が多かったように感じました。
若い才能が埋もれていくのを
見過ごせないマニアの方々の
「情熱」を感じました。
絵を飾るにはもちろん文字通りの「壁」は必要なのですが
芸術には様々な「障害」としての「壁」もあるものですが。
それをぶち破る「情熱」こそ必要なのですよ。
あるコレクターの方のことば
「支払のことはあとで考える」それは
「どうにでもなる」
だが「もう今しかない」と憑かれたように
必死だった10年間。
夭折の芸術家たちの魂が
突き動かしたのか
その10年間が「絵が絵を呼んだ」と美術館の学芸員に言わしめる
すばらしいコレクションを構築させている。
のだそうです。
コレクションにも
過去じゃなく、未来でなく
「今」しかない。ということを再認識させられました。
すばらしいコレクションを拝見させていただきました。