どうなるのか？クルマは？

その後、77年に悲惨な事故があって
久しく日本にはF1が来ることはなく
結果的には87年まで待たないとなりませんでした。

れば たら は言ったらキリがありませんが
76年の長谷見さんが予選でクルマを壊さなければ
77年のビルニューブ(父)とピーターソンのクラッシュが無かったら

きっと日本の自動車文化やモータースポーツの歴史はもちろん
もしかしたら、日本の歴史を塗り替えていたかもしれないって
未だに思っています。真剣です。

しかし、今となっては家電化するクルマたち
エコの名の下にクルマである事さえ否定しかねない
そんな勢いさえ感じるのです。

自動ブレーキや自動運転も始まり
クルマは見違える様な形で進化しています。

人間の身体を動かし、アタマを使い
大きくて重い金属の機械を駆使する。

そういう部分が大きくスポイルされてしまって
単なる移動装置であればいいという感じです。

とくに日本は稀なる高齢者の国となり
便利な「スマート車椅子」とでも言えるような
進化を目指しているかのように思えますね。

本来はさ
「もっと楽しく感じるままに」
A地点からＢ地点まで
自分の意思と勇気と体力気力、のみならず
五感を使って走る事を許された、
すなわち「免許」を受けたドライバーが
運転、「運び転がす」そういうものであって欲しいのですね。

ああ、中年の戯言はやめますよ。
きっとこのまま進化して「どこでもドア」になるのですよね。

そうなったら、自動車はおろか、道路を作る仕事も
なくなるでしょうからね。

タグ：どこでもドア