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イスラム国

イスラム。わからないことばかりです。
衝撃的な内容の本でした。
イラクなど中東地域の混乱に乗じてテロリストが「国家」を樹立しようとしている。
という内容なのです。

まず固有名詞が知らないものばかりの本なのですが
「イスラム国」がこれまでの武装テロリスト集団の失敗に学び
西側諸国の各種制度やソフトを上手に使って
いわば
がん細胞やウイルスが大きな動物を葬りさるような
そんな感じを受けました。

いま、日本のマスコミでも「取るに足らない」悪者集団のように
「イスラム国」を論じていますが
そんな甘いものじゃない。のですね。

イスラム国 テロリストが国家をつくる時

イスラム国 テロリストが国家をつくる時

  • 作者: ロレッタ ナポリオーニ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/01/07
  • メディア: 単行本



人の命が無慈悲に奪われるのをみると
ついつい感情的になってしまいますが
それだけでなく、もっと恐ろしいことが
静かに、しかし着実に、おそろしいほどの速度で広がっているのかもしれません。

日本は何が出来るのでしょうか?



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