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わたしの心に引っかかること [雑感]

東日本大震災のときのこと。

津波のインパクトは、ほんとうに凄くて、
マスコミでは、ショッキングな映像が連日報道されていました。

そのせいでか否か
東北でも青森や日本海側の地域のことが
ほとんど伝えられていなかったこと。

寒い中で油が届かないので
凍えそうだった。とか
ダンプや建設資材を全部太平洋側に差し向けたので
苦労した。

などのお話を、後になってすこしづつお聞きしました。

ほんとうに、東北の人たちは
口数が少なくて、肝が据わっていて
辛抱強い。

「もっと辛い思いをしている人がいるのに。」と。

それに甘えて、全部「なかったこと」にしてしまうのが
われら首都圏に住む人間の悪いところです。


また
津波で破壊された建物が多かったことで
我々の仕事である「耐震補強」が
きちんと検証されなかったこと
(業界内部ではなくて、国民の共通認識になるような報道が無かった)
耐震補強をすれば、家が崩壊、倒壊しなかったのかどうか?
効果が無かったのか、あったのか?
参考資料

この「東北日本海側のひとたちの被害」と「耐震補強の効果」の二つのことが
私にとっては積み残したまま放置されています。

もちろん

福島の原発のこともそうです。
が、ここではあえて触れないことにします。

ああ、またまとまりがつかなくなってきました。

津波は恐ろしいものですが、優先順位は「耐震補強」ですよ。
と言いたいのでした。

ご理解を!





タグ:耐震補強
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