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印半纏のはなし [雑感]

「人は三代にわたって一人の人格として記憶される、、、。」

だったかどうか、そんなような言葉をお聞きした覚えがあります。
大作曲家バッハも大バッハ・小バッハ(?)とか言いますしね。
日本の芸術も「何代目だれ某」とか

それは、たとえばものすごい名家や大家でなくても
父、私、子供 とだんだん進化、深化してゆく、、、。

いいぇ。ランエボⅩのように
「個体が前の個体を凌駕してゆく」イメージなのではなくて

父がいて、それにゆるやかにオーバーラップする子供がいて、孫がいて。
子供や、孫も、また父になって。と(男性のことだけを書きましたが、実はもっと複雑)
「熱い塊が緩やかに移動し続ける」くらいのイメージでしょうか?

ともすれば
「いまここに生きるのは私だけ」と思ってしまいますが

連綿と続くご先祖様たちの「生」が、「生命の営み」があり
その結果、ただ今ここには「バトンを渡された」私がいて

それは、緩やかに次の世代に渡してゆく。のだなあ。と。

書けば書くほど訳がわからなくなってきました。。。。

それは

IMG_5336.JPG
私はラッキーなことに
「目に見えるバトン」をいくつか持っているからです。
そのひとつ。ずっとタンスにしまっていた「印半纏」です。

IMG_5335.JPG
昭和初期のものと思いますが
CONCRETEと染め抜いてあります。

しばらく飾ってみようと思います。



タグ:印半纏
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