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小松成美さんの講演会 [雑感]

「このメンバー このライバル そしてこのお客さんのいる中での試合。
もう2度とないこの場面が、いつまでもいつまでも終わらなければ良いのに、、、。
永遠に続きますように、、、。」

「こんなに幸せな時間は無かった、、、。」

オリンピックの女子サッカー、なでしこジャパンのキャプテン
宮間選手の言葉です。

始まる前、
「サッカーが大好きだからここに立っているの。」
「大切な人のために戦おう。どんなに苦しくても、その人のために走り、シュートしよう」

そう言ってチームメイトを鼓舞したキャプテンが
アメリカとの決勝戦の最終盤になって、見たもの、体験した状況は
我々が想像をしても見ることが出来ない、高みに到達した者だけが見られる
景色だったのでしょうね。

すごいです。
IMG_3315.JPG
先日 小松成美さんの講演を聞く機会がありました。

小松さんと言えば


中田語録 (文春文庫)

中田語録 (文春文庫)

  • 作者: 小松 成美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 文庫




中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫)

中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 小松 成美
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 文庫



どちらも文庫になっていますが、中田英寿さんのドキュメントで有名ですね。

ヒデさんといえば平塚には深いかかわりがあるのですね。

彼女も当時は平塚に日参したそうです。

小松さんによれば
「一流のアスリートは、みな使命をもっている」
自分の中に生きる使命、プレーする使命を知る。というところから始めている。
のだそうです。

そして中田さんの場合
「毎朝起きたときにかならず 使命 を考えた」
良いプレーだけではダメで、「勝利する」こと。ここに重点をおいた。

少しでも不安と思えば、やめる。

そういう風に考えていたのだそうです。

結果すっぱりとやめた。すごいことですよね。


いまは、「旅人」になっている中田さんですが
ベルマーレをいろいろ気にかけてくれているようです

しかししかし、小生のような市井の人間としては
是非是非、後に続く若者たちに「間接」ではなく、「直接」指導する立場に
なってもらいたいものです。
日本で、ならば最高ですが、外国での指導者でもいい。

宮間選手や中田選手でなくては見られなかった景色を見るために
何をしなければいけないか?
何のためになのか?

自分の使命を心に刻むにはどうすべきか?
小松さんの著書や講演ももちろんすばらしいですが
伸びようとする才能に、肉体と心のぶつかり合いの中でこそ
伝えられるものがあるのではないか?

そんな風に思いました。
はやく旅から帰って来てくれい。


超一流の選手が発する何気ない言葉から
私のような凡人に伝わるように翻訳して、噛み砕いて伝えて下さる
小松さんに感謝します。

すばらしい講演をありがとうございました。
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