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新聞記事より [雑感]

歌人 長谷川櫂 さんが選者

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大津波に追はれて逃げる人々の
どの背中にも羽あれとこそ 
飛岡光枝

ニュース見るたびに増え行く死者の数
悼む思ひはひとつといふに
ゆうこ

震災の地に高らかや卒業歌
無記名

私は解説など出来ません。
(横書きに書きなおすのも無思慮な不謹慎なことかもしれません)
(失礼をお詫びいたします。)

「過酷な現実をどうとらえるか。
短歌や俳句にも試練のときである。」

この記事を長谷川氏は結びます。


ほんとうに、「日常」の有難さをひしひしと感じます。


そんななか
今日の読売新聞一面。
涙がとまりませんでした。

4歳で天涯孤独になってしまいそうな
ちいさな女の子が
やっとおぼえたひらがなでママに手紙を、、。

ままへ。
いきているといいね。
おげんきですか。
昆 愛海

一文字一文字一時間近くかけて書いた。
そこまで書いて疲れたのか、すやすやと寝入った、、、、。


平成22年度。年度末にこんなことになっているとは
誰が想像したでしょうか?


愛海ちゃんが、ままに会えますように。

それを祈ることしかできません。



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