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新しい時代は [雑感]

「平成」時代っていうのは
「昭和」の遺産というか惰性を使って
坂道を下るような時代だったのではないでしょうか?

と、いつもながら唐突に始まります。

ですが、それも30年の年月が過ぎ去り
とうとうスピードが鈍ってきたのです。

もう進まない。

なにもかも、いろいろなモノやコトが
昭和の考えややり方、ではニッチもサッチも行かなくなってきた。
下り坂さえも終わり
平坦な部分に差し掛かってきたのです。

惰性ではどうしようもない。

どんな事象に当てはめても
それは顕著です。

銀行。というキーワードならば
キャッシュレス化の進展や、クラウドファンディング。

新聞。というキーワードならば
インターネットの普及やあらゆる「マスコミ」の退潮を。

自動車。なら自動運転や電気自動車。若者の所有欲の減退。

もうなんでも。
スマホ。が全部を駆逐してゆく。

アマゾンエフェクトと言うそうですが
アメリカでは小売店舗の激減に歯止めがかからない。

郵便。も一部の宅配以外はもう風前の灯だろう。

既成概念が全部ガラガラと音を立てて崩れてゆく。

そんな時代が「令和」なのでしょう。
その
「令和」という元号でさえもなにかもうすでに、消費されてしまって、すり減りも早くて
そう長く使えないかもしれないですね。
東京2020とは言うけど
令和2年にはオリンピックって言わないですものね。

昭和の言葉や演出、
あの頃はそれがよし。とされたやり方や概念が
全部否定される。

「ヤクザ映画なのに、たばこのポイ捨てのシーンが否定される」
とぼやいていた俳優が寂しそうでした。

「グローバル化」がもっと進展するかと思いきや
米中の激突をはじめとして
「俺が俺が」で他を駆逐して
「一強とそのほか従属者」
ばかりになってゆきそうで怖いですが

「インターナショナル」「国家間」や「大きな決まりの間」 での
争いがいまあちこちで勃発中です。

日本国内でもいまは電子決済のいろいろなのが
しのぎを削っている最中ですしね。

「ルールをつくり、支配し、コントロールをする。」
そこを握りたい人や国家や組織が跳梁跋扈しているんです。
富を集中させて
お金が(という概念が)お金を生み
どんどん富を享受する一部のヒトつまみの人達が
労働にもありつけない大多数を支配する。

そこを目指す大国を指を咥えて見ないといけない。
そんな感じをうけるのです。

街には防犯カメラやドライブレコーダーならぬ
「ライフタイムレコーダー」が張り巡らされ
お金のやり取りは自分の意思の頭越しに行われ
スマホはもう体の一部に組み込まれる。

どんどんそっちに転がって行ってしまいそうで
得も言われぬ不安感が漂います。

香港とか、このまま中国に飲み込まれてしまうかもしれないですし。
世界のあちこちで
そんな火の手が上がるのを
きな臭さを
ふと、感じました。




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