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村上春樹の本を読むときに僕の語ること [雑感]

1Q84とか騎士団長殺しとかノルウェイの森とか
本棚にあるはずだったが
もう見当たらない。

自分で処分したかもしれないし
もしかしたら公立図書館へ寄付してしまったのかもしれない。
あるいは誰かに貸したままということもある。

いずれにしても
いま、読みたければ自分の本棚を探さなくとも
いろいろな方法で読むことが出来る。

それほど、村上春樹の本は「手軽」だ。
「カジュアルな本」といっていい。

カジュアルだからといって
内容がカジュアルということもない。

それなので、自分の本棚に残しておきたいと
思ったのかもしれないし
誰も貸してほしいと言わなかったのかもしれない。

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本棚には


走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: ペーパーバック




色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/12/04
  • メディア: ペーパーバック



この2冊しか見当たらなかった。

ともあれ「紙の本」が好きだ。

とある昔の人気作家の文庫本の一連のシリーズは
捨てられずに、いまも取ってある。
それらはもう買い揃えるには大変な労力が必要だ。
いまでは
本棚からダンボール箱に移し
物置に入れてはあるけれど。

デジタルでは、初めて手に取ったときのこと、
その本を読んだ頃にあったエピソード。
本についたシミや汚れが醸し出す何かのこと。
自分の思い出など、いろいろなことが残らない。

その点で
人気作家の本である
村上春樹の一連の作品は
物語としてはデジタルデータとしていつまでも残るかもしれないが
本棚からは比較的「カジュアル」に姿を消してしまうかもしれない。

でも許されるものなら
彼の本も本棚に残しておきたいのだ。


1Q84 BOOK1-3 文庫 全6巻 完結セット (新潮文庫)

1Q84 BOOK1-3 文庫 全6巻 完結セット (新潮文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/05/28
  • メディア: 文庫



タグ:村上春樹
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