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おかれた場所で咲けません。 [雑感]

この本にケンカを売っているわけじゃないんです。

置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

  • 作者: 渡辺 和子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


それにこの本の「おかれた場所で」は
自分の境遇や、運命というような
自分では「変えられないもの」
のことを言っているのだろうと思います。

そこには異論は挟みません。

でも。です。

植木のお手入れとか
お花を育てたことがある人なら
もう感覚的にわかることだと思うのですが

それぞれの植物って
「日当たりのよい場所に」
とか
「水はけのよいところで」
とか
「風通し」「日陰」「水は極力あたえない」
「夜露には濡らさない」「10度以下になる場合は」
「乾燥に耐える」「高温に曝さない」「追い肥は云々」
などなど、
植えたり 育てたりする人が
いろいろ考えて「手入れ」してやらないといけないんです。

人間ですから
植物とは全く同じとはいいません。し
誰かに飼育されたり、支配されたりするものではないのです。

ですが、やっぱり
環境が「合う」「合わない」は
絶対にあるのだろうとも思います。

組織の頂点でこそ輝く人
一匹狼で活躍できる人

容姿で、運動能力で、頭脳で、センスで
地道さで、瞬発力で、演技力で、持久力で

人それぞれです。

もちろんどれを一つとっても
一番になれない人が大多数。

でね。
今回言いたかったことは

会社とか組織の場合に
「このままだと凍え死ぬな」とか
「枯れちゃうな」
とか
を上役の人が判断しないとダメなんだ。ってこと。

当事者本人の「自己判断」っていうのは
絶対甘くなる。
それこそ「おかれた場所で咲きなさい」
となんども言って聞かせないといけない。

でもね
「君には無理」って何度言っても
「私はアイドルに」
って思っているかもしれない。

だからこそ
「ここをやってみたら」と立場を与えたなら
水は足りてるかな?
光は十分当たっているかな?
風通しは?
いつも目配りしないといけないんですよ。きっと。

そうして、花を咲かせるのか、
美しい盆栽になるのか、
大木になるのか
本人に決意させたら最高ですよね。

そんな指揮官って。。。

そうは居ないのもまた事実です。けど。

「そこじゃ無理」っていうのくらい判断できる人にはなりたい。です。






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