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昭和な会合 [雑感]

一方、わたしもこの年齢(とし)になると
地元の各種「会合」に参加せざるを得ません。


ここでは「会長」の挨拶にはじまり
「ご来賓のお言葉」が続き
懇親会が始まるまで、ひとしきりの「セレモニー」
があって、「乾杯の御発声」にたどり着いたと思ったら
「この場をお借りいたしまして、一言申し上げたいことが」とかなんとか。
「あまりお話が長いのもなんですから」
って自分で自分にツッコミいれて
「それでは本会の益々のご盛会と、ご参集の皆様の益々のご健勝を」
なんて、ビールがしっかりあったまるころ
ようやく
「乾杯」。

会議だって
その場になって初めて分厚い資料をお目通しください。
それを一ページずつ朗読。

「正直」うんざり。

ここでは
だれ某がどこそこの「社長」さんで
何々会の「会長」さんで
順列もあれば、力関係もある。
貸し借りあったり
お客様と商売人の関係だったり。

狭いエリアの人たちなんで
「だれだれが、友達同士」で「だれだれが親戚」
とか「先輩後輩」「同級生」とか
そういう「人間関係」が無視できないなかで

ナニナニについてお話しましょう。たって

「俺の立場じゃ発言できない」
とか
「あの場面はこう言うしかない」
とか、、、。

で結局は
ほぼ、「シャンシャン」で終わるような、、、、。

何しろ無駄が多い。
飽きちゃう。

既存の社会貢献団体とか
商工会議所とか

なんとかかんとか活性化検討委員会とか

もうね、抜本改革しないとね。

古来より
「会して議せず。議して決せず。決して行わず」
これぞ会議という。とかいうけれど

いまは集まらなくても
「お初にお目にかかります」でも

男女老若、国籍、人種 全く問わず
いついつ集まれ。
コレコレやろう。
で、
どんどんサクサクいろいろなことが出来るんですな。

今回は趣味の「チマチマ系」な集まりでしたが

クラウドファンディングしかり
新発想での事業立ち上げとか
なんだって出来ちゃいそうな時代に

我らおじさん。否、おじいちゃんたちが大きな大きな障害になってるんじゃないか?

そんな風に思ったのでした。

昭和時代のイケイケな「リーダー」とか
ほぼ不用なんでしょうなぁ。。。


これからは
そういうところに顔を出すのは
どんどん減らす傾向にしないとな。
変な風に齢をとりたくないしね。



これ面白かった。



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タグ:昭和 会議 会合
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コメント 1

pn

もはや前世紀の遺物とも受け取れる「儀式」なんだろうね(^_^;)
by pn (2018-08-28 23:06) 

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