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一方で、「教わる身」になってみると [雑感]

一方で、「教わる身」になってみると
サッカー選手の話なんかが
良くわかる。

「いいから黙って走れ!」
「根性で行け!」
「気合だ、気合!」
「最後は思いの強いほうが勝つ!」

とか言ったって
聴いてる方は「なんのこっちゃ」

「まーた始まった」
くらいにしか思わない。

「何度言っても伝わらない」
のでなくて
「何度聞いても意味不明」
なのだ。

そこに
「俺らの頃は水も飲めず、うさぎ跳びをさせられた」
「いーよなあ。」「今じゃ太ももの裏に「違和感」で休めるもんなあ」
などと添えたら
これでコーチと選手の信頼関係は崩壊。

これが
ベルマーレが成功しているかどうか
はともかくも

まずはチームのフロントから選手、コーチ、サポーター
まで一気通貫の
「縦の美学」という本があり

スローガン
「楽しめてるか」があり

湘南スタイル
「アグレッシブに走り回り攻撃的で痛快なサッカー」

浸透している。

そこでは 新人もベテランも
「守備に攻撃に運動量を問われ、献身的に全力を尽くす」
のが求められる。

このことを大前提に
「データで話す」。

「ボールの保持率」
「アクチュアルプレイングタイム」
「走行距離、スプリント回数と勝利との関係」
などなどの
難しい言葉を 解りやすく
何度も何度も説明して
選手に自分の限界の、そのまた向こうの景色を見せる。

そういう工夫が
選手の自主性を伸ばし
練習の密度を上げる。

「痛快なサッカー」というと
あれだが
「痛いサッカー」はもうおなか一杯楽しめてるぞ。
いや本当に。

ああ、脱線した。

一度
チョウキジェ監督に聞いたことがある。
すると彼は言った。
「要するに、選手が好きなんですよね」
と。

「生年月日から家族の事から、何もかもなんでも」
「好きだから、わかりたいし、知りたい」
「知って知って、どうしたらいいのか」
「どうされたらいやなのか」

選手も
「全部見透かされてる」
「あの監督の前では手が抜けない」

「全力を尽くせば、必ずその先がある」
と思わせてくれる。
と口をそろえる。

もちろん
「フィットしない」選手はいる。
チームコンセプトには合わない才能もある。

それを言っても仕方がない。



一つのやり方ではある。

会社はまた違うけど
でも組織だ。

「好き」とまでは行かなくとも
相手の「美点発見」で
なにか良いところは無いか。

そして
どういう部分をほめたら 喜ぶのか

相手に伝わる言葉はどうか。

そんなことを考えてくれる上司がいたらな。
と思うのであります。

またもや意味不明の長文。失礼いたします。






タグ:縦の美学
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pn

そう良い所!手が遅くともきれいに仕上がるとか少なくともまじめにやってそうな雰囲気とか、そんなのがあればまだ救いがあるのですが(^_^;)
実際俺も給料貰えればいいやって考えではあるけど今自分が立っている舞台は全力でこなす気持ちです、好きになれないと何事も続かないと思います。
by pn (2017-08-30 09:01) 

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