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読書の備忘録 [雑感]

年末に来て体調を若干崩したおかげ(?)
で3冊の本を読了。
手近なところにあったものを読んだだけですが。


ゆれる

ゆれる

  • 作者: 西川 美和
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本



「ゆれる」
登場人物の独白によって章が進んでゆく。
独特の物語。


女のことわざ辞典 (講談社文庫)

女のことわざ辞典 (講談社文庫)

  • 作者: 林 真理子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/04/05
  • メディア: 文庫


期せずして林真理子を2冊も読んじゃった。
残念。(?)


満ちたりぬ月 (文春文庫)

満ちたりぬ月 (文春文庫)

  • 作者: 林 真理子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/07/10
  • メディア: 文庫


どっちも同じね。基本は。彼女の本。
「読み飛ばされるの上等」
時代に残ってやろう。という意志なし。

これらの本は
携帯とかスマホ出てこないんです。
「留守電に大量のメッセージが」とか。
ファックスで原稿を送る。とか。
辞書で調べて原稿用紙に書く。んだって。
時代って進んでますねえ。

そして読了しないのが 「炸裂志」 なんだなあ。
まだ読んでるんだけど 半分。
くー。つらい。

まえに読んだ「兄弟」もそうなんだけど
めちゃくちゃな出自から「村」が立身出世していく
チャイニーズドリームのお話。

これさ、まずね 目次にだまされんの。
完全に「記念誌」のそれ。
きっと中国ではさ 漢字の羅列で埋め尽くされてて
拾い読みすると、比喩 美辞麗句のオンパレードでさ
ああ、これはそんなもんか。と。

でも中身読むと、「ははーんアレのことだな?」って
具体的にわかっちゃうような 破廉恥な内容が
これでもかコレでもかって詰め込んであって
拍手喝采の国民も多いのではないか?

フィクションでありながらも、超弩級の暴露本なんじゃないのかなあ?
(ゆえに発禁になることの多い作家らしいけど)
知らないけど。外人だから俺。

疲れた頭をこの本の文字を追うのに使うと
変な感覚に見舞われる。
最後はどこへ行こうとしているのか??

ドラクエじゃないけど
RPGを文章化した感じなんだよね。
バトルのところというかミュージカルでいう歌と踊りのところ
(比喩や形容・韻を踏んだ詩のような部分)は端折りたいんだよなあ。


もう少し読む。





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