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山川健次郎 [雑感]

会津の白虎隊 の生き残り。
もしも一年前に生まれていたなら、戊辰の役で死していた。
そののち、宿敵長州藩士に薫陶を受け
縁あって国費で渡米。
エール大学に学び
帰国後は東京帝大の総長、のみならず京都帝大の総長を兼務するまでに
昇り詰める。
激動の幕末から、昭和の初期までを駆け抜けるように生きた
山川健次郎の物語を読みました。

山川健次郎伝―白虎隊士から帝大総長へ

山川健次郎伝―白虎隊士から帝大総長へ

  • 作者: 星 亮一
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本



白虎隊士から東大総長へ

ふとしたことから参加した講演会で
講師の先生が少し触れただけのお話だったのですが
「生まれるのが一年早かったら、鶴ヶ城の攻防戦で落命していた」
というはずの人が、「賊軍生まれ」の立場ながら
懸命に生き抜いてゆく姿のお話が、妙に心にひっかかって
読んで見る気になりました。

本書の内容はともかく
一番驚いたのが
今もって 長州と会津は 「和解をする」ために
シンポジウムとか相互交流をしている。っていうこと。
それと、お話を聞いたのが 偶然にも三河は岡崎だったことで
いまも「徳川家つながり」があるんだなあ。ってこと。

大山捨松は実妹。

世の中、知らない事が多いです。


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