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深松組 社長様のお話 [安全]

塩水に浸かったハイブリッド車は感電の危険が。

備蓄は絶対に「水」。お茶やスポーツドリンクは「炊飯」や「カップラーメン」には使えない。

カセットコンロは必需。

家族のための防災備蓄は出来ても社員の分は、ほぼ無理。
近所のスーパーと防災協定を。

携帯電話、ファックス、メール全部ダメ。無線が役立つ。

ジェネレーターと燃料。これが必須。
「明かり」が燈ると、みんなが安心する。
燃料は、一般の人たちと争奪戦になる。供給の手立てを。

役所の縦割り行政には閉口。
ワンストップで出来るように行政も、協会でも窓口一元化を大至急。

仙台では「津波はもっと北の三陸海岸で、ここには来ない」とみんな言っていた。
が、400年前には来ていた。
浪分神社があるのに、だれも気にしていなかった。

IMG_5438.JPG

仙台建設業協会
深松組 深松努社長さまのお話を聞く機会がありました。

建設業者として、報道されない(報道されなかった)いろいろのご苦労話をお聞きしました。

道路を啓開(ガレキを切り開く)する際にも
次々に見つかる「目も当てられない」ご遺体。
作業員は極度の疲労と、精神的苦痛にさらされた。
いまもPTSDに悩まされる人が多数。

民有地にあるガレキなので
手をつけられずに後日ご遺体が見つかる事例。

民有地のガレキの権利関係で揉める。
(今ももめている)

「ガレキの山」と言ったって
被災者の大切な財産。
ご遺体の捜索が済んでいるものには白いテープで印をつける。

火葬が間に合わないので、一旦仮に土葬。
そのために大量の穴を掘る
後に改葬のためにもう一度掘削。

などなど、壮絶な話が続きました。

そして
「平塚の地形は仙台にも良く似ている。」
「津波が来ないとは言い切れませんね。」そうおっしゃっていました。



現状は
復興の仕事はまだまだ、大量にある。
しかし、人手の不足問題、コンクリートをはじめとして
資機材の不足、高騰。
いまは忙しいが、人的投資も設備投資も出来ない。
数年後には仕事が無くなるのが見えているから、、、。

メモの羅列で文章にもなっていませんが
備忘録を兼ねて。

IMG_5433.JPG
深松社長さま
貴重なお話をありがとうございました。


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pn

そうだよね、忙しいのは今だけ。
忘れてましたよガレキ。
by pn (2013-11-27 21:03) 

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