SSブログ

色彩を持たない 多崎つくると、彼の巡礼の年 [雑感]

彼の戦略にまんまとハマった。
と言ったら「そのとおり」なのですが、、。


IMG_0697.jpg
ご多聞にもれず、読み始めました。

長蛇の列に並ぶこともなく
手に入れることが出来ました。

ネタバレになるので、中身には触れませんが
彼の「安心できる文体」は、やっぱりいいですねえ。

村上春樹


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/04/12
  • メディア: 単行本


しかしこれ「続編あるんじゃないの?」
と思ってしまう小説なんですね。

主人公の行く末が気になるし
解決していないエピソードもいくつかあるし。

沙羅とのこと。
シロ(柚木)のこと。
灰田も。
「トークン」のくだり。

うーん。もう一度読んでみよう。
音楽がらみの部分もあるので
音楽も気になるし、、。


リスト:巡礼の年 全曲

リスト:巡礼の年 全曲

  • アーティスト: ベルマン(ラザール),リスト
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1995/02/25
  • メディア: CD



村上は1Q84でもそうでしたが
だんだんと「ミステリー」になってゆく感じがありますよね。
1・2巻を同時発売したと思ったら
時間をおいて3巻を出すという、、、。

うーん。次も読みたいんですよ。
どうなる「つくる」君??!!

あとね、
些細なことですけど
358・359ページ つくる の腕時計。
お父さんの形身で「数少ない形あるもの」。
1960年製だとすれば「タグ・ホイヤー」じゃなくて「ホイヤー」
テクニカルアバンギャルドの傘下になったのは80年代じゃなかったかな?
それにまた「アンティーク」という表現は違うのじゃないかな?と

モノにこだわる村上の事だから、このあたりにも何かの伏線があるのかも??

ああ、続きはいつ発売なのでしょうか??

公開インタビューの模様です。
nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

はる色の小鳥のお菓子解体工事中 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。